あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. 「プロテインは腎臓に悪い」って本当ですか?
【薬学部教授が解説】タンパク質が効率的に摂れるとされ、人気のプロテイン製品。タンパク質不足は確かに体に悪いことですが、プロテイン製品を積極的に活用するべきでしょうか? プロテイン製品の腎臓への影響と、上手な考え方・利用法について考えてみましょう。
アルツハイマー型認知症の新しい治療薬…アデュカヌマブとレカネマブの違い
【薬学博士・脳科学者が解説】アルツハイマー型認知症に対して、日本国内で処方されているのは、ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンの4種類の対症薬のみです。根本的治療に効果が期待される新薬として、「アデュカヌマブ」「レカネマブ」の2つがあります。これらの承認状況、期待される効果、どのような機序で効くのかをわかりやすく解説します。
Q.「1日2リットルが水分補給量の目安」というのは本当ですか?
【大学教授が解説】「1日2リットル以上」「毎時間コップ1杯の水」など、水分補給の量やタイミングの目安が紹介されることがあります。しかし、私たちの脳や体のしくみから考えれば、これらの数値を目安にする必要はありません。わかりやすく解説します。
Q. 水の飲み過ぎは体に悪いのでしょうか?腎臓に負担になりますか?
【大学教授が解説】体の中の水分量は、不足しても過剰になってもよくありません。水は無害と思われている方もいるようですが、過剰な水分摂取は腎臓や心臓などにも負担をかけ、健康を損なうこともあります。わかりやすく解説します。
記憶力がいいことは幸せか?記憶力がよすぎることの問題点
【脳科学者が解説】暗記が苦手だと、記憶力が高い人がうらやましくなるものです。しかし記憶力がいいことは、必ずしも幸せなこととはいえません。健康的に日々を送るために、脳には記憶力を「抑制」する仕組みもあるのです。記憶力がよすぎることの問題点・デメリットをご紹介します。
Q. 「激辛料理の辛みは牛乳で和らげられる」って本当ですか?
【薬学博士・脳科学者が解説】激辛料理を食べたとき、いくら水を飲んでも口の中の辛さが取れないという経験をしたことはありませんか? 激辛カレーや唐辛子たっぷりの料理で辛さに耐えられなくなっても、水ではなく牛乳を飲めば辛さが和らぐ…と考える人がいるようですが、これは完全に誤りです。わかりやすく解説します。
大人に「丸暗記」は難しい?脳科学でわかる大人に効率的な学習方法
【脳科学者が解説】「大人になったら脳が衰えて、暗記が苦手になった」と思っていませんか? 実は、九九を丸暗記できる小学生の脳と、成長した大人の脳とでは、記憶のしくみや得意なことが異なります。違いを理解して、効果的な学習ができるように工夫しましょう。
「昆虫博士」「鉄道博士」…記憶力のすごい子どもが天才とは言えないワケ
【脳科学者が解説】丸暗記が得意な子どもは、天才でしょうか? 全ての国旗と国名を暗記している子や、「昆虫博士」「鉄道博士」と呼ばれるような特定の分野への記憶力が優れた子を見ると、大人はつい「大人顔負けの天才だ」「神童だ」と褒めてしまうと思います。しかし子どもの脳は、本来そのようにできているのです。脳科学的に解説します。
Q. 禁忌薬とは何ですか?飲むとどんな危険があるのでしょうか?
【薬学部教授が解説】薬の本来の目的は病気を治療することですが、人によっては服用してはいけない「禁忌薬」があります。緑内障などの持病やアレルギーがある方はもちろん、妊娠中も注意が必要です。禁忌薬とは何か、その危険性と注意点について解説します。
Q. 薬を飲み忘れてしまったのに気づいたら、どうすればいいでしょうか?
【薬学部教授が解説】「朝晩2回」「1日3回・毎食後」など、服用するタイミングが決められている薬を飲み忘れてしまった場合、どうするのが正解でしょうか? 対処法と、絶対にしてはいけないことを解説します。
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