のだ しんじ
肌の疑問に答える日米での経験豊富な皮膚科専門医
東京大学医学部を卒業後、皮膚科診療を行う。皮膚科専門医。東京大学大学院医学系研究科卒業(医学博士)。ニューヨーク州医師免許を取得し、2014年からニューヨークのロックフェラー大学皮膚科で診療、研究。2016年東京大学医学部附属病院皮膚科助教。2018年7月1日、池袋駅前のだ皮膚科(https://tokyoderm.com)を開業。
ニキビと食べ物は本当に関係があるのか?
チョコレートをたくさん食べるとニキビに悪いという話を聞いたことがありませんか?私も学生の頃にこのような話を耳にして、ホントかな?と思っていたことを覚えています。ほかにも辛い食べ物や油っぽい食べ物を食べるとニキビが悪くなる、などいろいろな情報がインターネットにはあふれていますが、本当なのでしょうか?医学的にはどのように論じられているのか、紹介します。
円形脱毛症の症状・原因・治療法
円形脱毛症は円形に髪が抜ける病気で、俗に10円玉ハゲとも呼ばれます。大きさはコイン大で小さいこともあれば、髪の毛が全部抜けることもあります。一生に50人に1人は経験する、珍しくない病気です。命に関わる病気ではないものの、髪が抜けると大きな精神的ダメージを受けます。診療や研究を通じて学んできた円形脱毛症の原因と治療最前線をお伝えします。
アメリカの医師はどのようにキャリアを決めるのか?
日本もアメリカも、医師のキャリアは医学部卒業後に決めなければなりません。日本では好きな専門科(内科・外科・精神科・皮膚科など)を選べるのですが、アメリカではそう簡単ではなく、人気の専門科をめぐる競争が卒業前に待ち受けています。また、日本よりも医師のキャリアはより多様です。人気のキャリアであり続ける「医師」という職業は、それぞれの国でどのように捉えられているのでしょうか?
診察中に家族と電話?現場医師が語るアメリカ医療事情
アメリカの医療というと美男美女の医者が颯爽と働くドラマのような世界がまず思いうかぶかもしれません。実際そんな現場も多いのですが、医療現場の中にいるとアメリカと日本、その違いに驚くことの連続です。医療システム、ワークライフバランス、診察のスタイル、どれをとってもとにかく「違い」ます。挙げればきりがないのですが、今回はそのうち気づいた5つのポイントを紹介します。
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