野田 真史

皮膚科医 / 皮膚の健康 ガイド 野田 真史

のだ しんじ

肌の疑問に答える日米での経験豊富な皮膚科専門医

東京大学医学部を卒業後、皮膚科診療を行う。皮膚科専門医。東京大学大学院医学系研究科卒業(医学博士)。ニューヨーク州医師免許を取得し、2014年からニューヨークのロックフェラー大学皮膚科で診療、研究。2016年東京大学医学部附属病院皮膚科助教。2018年7月1日、池袋駅前のだ皮膚科(https://tokyoderm.com)を開業。

ガイド記事一覧

  • 生後数ヶ月の湿疹予防が、全身のアレルギー予防に?

    生後数ヶ月の湿疹予防が、全身のアレルギー予防に?

    アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の発症率は、生活の欧米化とともに増え続けていると言われています。アトピー性皮膚炎は60%の人が1歳までに発症し、それによる皮膚バリアの破壊が、喘息など全身のアレルギーの発症につながる可能性も指摘されています。そうすると、いかに乳児期にアトピー性皮膚炎の症状を抑えられるかがカギになるのです。

    掲載日:2016年03月19日アトピー性皮膚炎
  • 治りにくい傷・治りやすい傷ってあるの?

    治りにくい傷・治りやすい傷ってあるの?

    転んだ、やけどした、包丁で指を切ってしまった、などさまざまな理由で傷ができます。傷の治療の基本は、清潔な状態を保ち、傷を覆って保護してあげることですが、傷の種類によって治り方や適切な治療が変わってきます。今回は皮膚科に行く前に役に立つTipsを紹介していきます。

    掲載日:2016年03月14日皮膚・爪・髪の病気
  • なぜ人間のくちびるは赤く見えるのか?

    なぜ人間のくちびるは赤く見えるのか?

    人間の皮膚は肌色なのに、なぜくちびるだけ赤く見えるのでしょうか?ひとことで言うと、くちびるは血管が豊富でその色が外から見えやすくなっているからです。今回はくちびるが普通の皮膚とはどう違うのか、具体的に見ていきます。

    掲載日:2016年03月06日医療情報・ニュース
  • 市販の薬は湿疹に効くのか?

    市販の薬は湿疹に効くのか?

    湿疹は皮膚が炎症を起こして赤く、ガサガサになる病気です。冬の乾燥肌から発症することが多く、赤み・かゆみに悩まされたことはどんな方でも一度はあるのではないでしょうか。放っておくと広がり、かゆくて掻くとさらに広がるという悪循環になります。市販薬の中には「湿疹」「皮膚炎」に効くと広告されているものもありますが、効果はどの程度なのでしょうか?

    掲載日:2016年01月31日皮膚・爪・髪の病気
  • 妊娠線は治療できるの?最新の治療事情

    妊娠線は治療できるの?最新の治療事情

    妊娠すると下腹部にできてしまう、赤色や白色のギザギザした線をご存知ですか?妊娠線(皮膚線条)やストレッチマークと呼ばれ、皮膚科で診療をしているとよく相談を受けます。市販でも「妊娠線に効くクリーム」として販売されている商品もありますが、実際にはどのように治療すればいいのでしょうか?

    掲載日:2015年12月27日皮膚・爪・髪の病気
  • みかんを食べ過ぎるとなぜ皮膚が黄色くなるのか?

    みかんを食べ過ぎるとなぜ皮膚が黄色くなるのか?

    みかんの食べ過ぎで皮膚が黄色くなってしまったと聞いたことはありませんか?これはカロテンという成分を摂り過ぎるとなることがある「柑皮症(かんぴしょう)」という病気ですが、いったいどのようなメカニズムで皮膚の色が変わるのでしょう?

    掲載日:2015年12月13日皮膚・爪・髪の病気
  • ウワサの「ヒルドイド」の正しい効果・効能とは?

    ウワサの「ヒルドイド」の正しい効果・効能とは?

    「ヒルドイド」という処方薬をご存知ですか?入手には医師の処方箋が必要で、皮膚科や小児科では保湿薬としてよく使われています。インターネットを調べるとシワやシミ、美白にも効く「最強の美容クリーム」 などとして紹介されていましたが、これは本当なのでしょうか?皮膚の専門家としてお答えします。

    掲載日:2015年11月09日皮膚・爪・髪の病気
  • ニキビと食べ物は本当に関係があるのか?

    ニキビと食べ物は本当に関係があるのか?

    チョコレートをたくさん食べるとニキビに悪いという話を聞いたことがありませんか?私も学生の頃にこのような話を耳にして、ホントかな?と思っていたことを覚えています。ほかにも辛い食べ物や油っぽい食べ物を食べるとニキビが悪くなる、などいろいろな情報がインターネットにはあふれていますが、本当なのでしょうか?医学的にはどのように論じられているのか、紹介します。

    掲載日:2015年10月30日皮膚・爪・髪の病気
  • アメリカではどんな美白の商品が売られているか?

    アメリカではどんな美白の商品が売られているか?

    国を問わず、健康な肌を保つための化粧品やぬり薬が多く店頭に並んでいます。白人の場合はもともと色が白いこともあり、美白(whitening)を謳った製品は目立たず、若返り(rejuvenization, anti-aging)やシワに対する効果(anti-wrinkle)を売り出したものが目立ちます。どんな製品がアメリカでは使われているのか、見ていきましょう。

    掲載日:2015年09月25日医療情報・ニュース
  • 皮膚の病気は人種でどう違う?

    皮膚の病気は人種でどう違う?

    たびたび話題になることがある皮膚ガン。白人では私たちアジア人よりも10倍以上皮膚ガンになりやすいことをご存知でしたか?肌の色によって同じ病気でも見え方は違いますし、治療が変わることもあります。人種は皮膚の状態や病気にどのように影響をおよぼすのでしょうか?

    掲載日:2015年09月18日皮膚・爪・髪の病気