ひらい ちさと
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士
小田原短期大学食物栄養学科 准教授。女子栄養大学栄養科学研究所客員研究員。女子栄養大学大学院 博士課程修了。名古屋女子大学 助手、一宮女子短期大学 専任講師を経て大学院へ進学。肥満と栄養摂取の関連について研究。前職は病院栄養科責任者(栄養相談も実施)。現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養情報を発信。
「甘いものは別腹」は本当!?感覚特異性満腹感とは
【管理栄養士が解説】「甘いものは別腹」と言いますが、理論的に考えれば、お腹(胃)が物理的にいっぱいならば、それ以上は美味しく食べられないはずです。満腹状態でも甘いものが進んでしまうのはなぜでしょう? ダイエット中でカロリーを気にする女性にとっても困った存在の「別腹」の科学的なメカニズムと対策ポイントを解説します。
栄養学的には同じ?オーガニック食品・有機栽培とは
【管理栄養士が解説】スーパーの食品コーナーなどでも見かける「オーガニック」「有機栽培」「自然派」表記の野菜や肉。他の商品より身体によく健康的なイメージがあると思います。中には農林水産省によって「有機JAS」マークで認定されている商品もあります。しかし栄養学的にはそうでないものとほぼ同じと言われています。これらの商品の成り立ちと、健康的な食生活の考え方を解説します。
新型栄養失調とは?解消しない疲労感の原因かも…
【管理栄養士が解説】「新型栄養失調」という言葉を聞いたことはありますか?「現代の日本で栄養失調?」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際に忙しい現代人や食の細い高齢者に多く見られるものです。新型栄養失調とはどのような状態の栄養失調なのか、どうすれば予防できるのかを解説します。
睡眠不足でダイエット失敗?レム睡眠と脳の意外な関係
「寝不足でいつもより甘いものが食べたい」と感じたことはありませんか? 睡眠不足の人が太りやすいことは、ご存知の方も多いでしょう。最新の研究で、甘いものが食べたくなる原因には、レム睡眠不足と脳の「前頭前皮質」の働きが影響していたことがわかりました。睡眠不足と甘いものへの欲求、糖尿病への影響について、最新の研究を基に詳しく解説します。睡眠の質を改善し、ダイエットの見直しを図りましょう。
改善策は?高齢者がご飯を食べない理由と対応方法
介護する側にとって、「ご飯を食べてくれない」というのは大きな悩みの種になります。食欲不振の状態が続くと、栄養状態も心配になるものです。食べない原因はいくつかのパターンが考えられるので、それぞれに合わせて食べてもらうための工夫を取り入れていきましょう。高齢者がご飯を食べない理由とその対応方法について、管理栄養士としての経験を元に説明します。
風邪の引き始めに摂るべき栄養素と食事のコツ
日に日に寒くなり、体調を崩す人が増える季節。風邪予防の基本は「休養と栄養」です。風邪かな?と思ったら、意識して摂るべき栄養素と、食生活のコツがあります。一般的な風邪予防法に加え、「食」からアプローチできる効果的な風邪予防法をご紹介します。
風邪予防への有効性は?マヌカハニーの健康効果
身近な健康食品でもあるハチミツ。ひと口にハチミツと言っても、密を集める花が違うと風味や味、健康効果までも異なるため、専門店も人気を集めています。今回は特に海外で健康効果が高いと人気のマヌカハニーについて解説します。
「トクホ製品だから健康にいい!」は本当か
2016年9月下旬、衝撃的なニュースが飛び込んできました。「トクホ、初の認可取り消し…。大阪の業者によって販売されていた6品目に表示どおりの関与成分が含まれていなかったというのです。「トクホ」は商品による試験結果を消費者庁が審査して、問題がないものについて許可をしたものです。「トクホ」と上手に付き合うにはどのようにすればいいのでしょうか?
フルーツ大好き! 同じ量で栄養素密度が高いのは?
「栄養素密度」または「栄養素充足率スコア」を知っていますか? 公衆栄養学で使われる言葉の一つで、100gあたり、100kcalあたりなどでさまざまな栄養素をより多く含んでいるものを「栄養素密度が高い」と言います。今日はダイエットの敵とも思われがちなフルーツの栄養素密度について考えてみます。
4人に1人が脂肪肝…食事時間でできる脂肪肝予防
自覚症状がなくても健康診断などで見つかる「脂肪肝」。日本人の4人に1人が該当するともいわれる脂肪肝ですが、肝硬変や肝臓がんなどに進行する恐れがあり、生活習慣病のリスクも高まってしまいます。仕事がら、肝臓への負担は仕方がない、と諦めてはいけません。脂肪肝は食事の「タイミング」を整えることで予防・解消できる可能性があるのです。
その道のプロ・専門家約900人
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