2005年に北京に留学後、2006年に香港へ。香港では現地情報誌の編集長をつとめる。現在は日本と香港を行き来しながら、香港の情報を発信。女性らしいセンスで、現地のおすすめ情報をご紹介。 

ガイドからの挨拶

はじめまして。香港ガイドの清水真理子です。

私が初めて香港を訪れたのは1995年の春、イギリスから中国に返還される2年前のことです。降り立ったのは現在では閉鎖されている啓徳空港で、飛行機が街の上空スレスレをかすめて飛んでいたのがとても衝撃的だったのを記憶しています。映画好きな方なら、『恋する惑星』の情景といえば想像がつくかもしれません。当時は、ハチャメチャでなんでもアリな香港がとても面白く、謎めいて映りました。

それから10年。偶然にも香港に住むことになり、ますます香港が好きになりました。空港は近代的な国際空港へと移り、エアポートエクスプレスに乗れば街まで20分ほど。どこへ行くにも便利で、治安も良く、グルメもショッピングも充実した国際都市と呼ぶにふさわしい華やかで眩しい街になっていました。

今も昔も変わらないのは、エネルギッシュな街の雰囲気。さまざまな国籍の人が集まるためあらゆる国の言葉が飛び交い、みんなが大きな声で話し、笑い、食べ、毎日を楽しんでいる。そんなおおらかさが、香港の一番の魅力だと思います。

皆さんが香港を旅するきっかけはさまざまだと思いますが、せっかく足を運ぶからには、十分に楽しんで頂きたい。そのために、ガイドとしてより楽しめる情報をお届けしたいと思います。

経歴・バックグラウンド

新聞社、出版社を経て2012年よりフリーの編集・ライターに。

2005年に北京電影学院(Beijing Film Academy)にて北京語を学び、2006年に香港へ。現地情報誌の編集部で2011年までの5年間を香港で過ごす。現在は日本と香港を行き来しながら、香港の情報を発信するほか、インバウンドビジネスにも携わっている。

経営・所属している企業・団体・協会