土橋 陽子

家具・インテリアコーディネート ガイド 土橋 陽子

どばし ようこ

自分らしく豊かに暮らしたい方の為のインテリア案内人

「暮らしを楽しみたい生活者と、ライフスタイルを提案する企業・メーカーとの通訳」として、デザイン、執筆、コーディネートの仕事をしています。有名インテリアショップでの定番家具開発を通じて得た知識と、母親の視点、一人のインテリア好きの女性の立場から、家具選びのポイントやブランドストーリーを丁寧に解説。

ガイドからの挨拶

はじめまして。土橋陽子と申します。

私は1997年~2002までIDEE(イデー)というインテリアショップで働いておりました。2000年頃、東京のインテリアシーンは、独特の熱を持ってました。東京は、スターデザイナーが設計した世界のトップブランドのアンテナショップが並ぶ一方で、漫画文化や、音楽も独特な発展をしてそれらが密接に絡み合い、世界でも稀に見る面白い状況を作り出していました。

当時の社長、黒崎氏の言葉、「僕らは21世紀のクラッシックを作る現場に携わっているんだ」の通り、インテリアシーンの裾野を広げるための「攻め」の時代でもあったように思います。


現在では、インテリア特集を組む雑誌も増え、SNSの発展もあり、プロと一般の方の垣根は存在しないほど、皆さん「自分らしく」「センスよく」限られた時間の筈なのに丁寧に暮らされています。

一方で、一世代前の常識に縛られて間取りに合わせた暮しを送っていたり、広さに関係なく狭苦しい思いをしていたり、平日の散らかった部屋を自分の能力のせいにして嘆いたり、ちょっとした不具合が起きているのではないでしょうか?

「マンションのモデルルームとは異なる生活者の要望を叶える」
「リノベーションしなくても現状の間取りで素敵に暮らす」

そういった提案は、インテリアショップのショールームでは日々体験できます。不動産業でも従来のものとは違った価値観を提供するサービスのおかげで、賃貸でも希望を叶えられる範囲が広がりつつあります。ただ情報が多く、組み合わせ方が分かりにくい部分もあるのが現状です。

多くの方にもっと自由にインテリアの楽しんで頂けるよう、様々な切り口で情報発信していきたいと考えております。

よろしくお願い申し上げます。

経歴・バックグラウンド

1997-2002年イデーで定番家具の開発や、「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。

2001年にイデーの現行定番家具「bian chair」をデザイン・発売。
2008年には“授乳時に赤ちゃんを起こさない提灯型led照明〈milk time light〉”を浅野商店のLx.プロジェクトにてデザイン・発売。
2014年には“時計の読めない子が、読みたいと思うアナログ時計 〈funpunclock(ふんぷんくろっく)〉”をレムノスにデザイン提供・発売中。
2017 年〈funpunclock〉グッドデザイン賞受賞
2019年〈funpunclock〉〈funpunclock with color!〉キッズデザイン賞受賞

2019年9月には、TiCTACから“ひとりでつけられて、じぶんでよめちゃう腕時計〈funpunclock to wear!〉”が新発売。

デザイナー活動と並行して2012年 「Design life with kids!」インテリアワークショップの活動を始める。モンテッソーリ教育の視点を生かし、「手を動かしながら、インテリアを作り上げる」ことを心がけ、毎夏イデー自由が丘店にて親子インテリアワークショップを開催。その他「素敵な場所で素敵なワークショップを!」をコンセプトに、ファブカフェ、ヒカリエ、ミッドタウン、柏の葉等多数のプログラムを実施。

現在は、使えるラグジュアリーマガジン「Precious.jp」にて「156cmのインテリア」連載中。大人の女性の家具選びを指南している。

資格

カラーコーディネーター
インテリアコーディネーター
整理収納士
ホームデコレーター

経営・所属している企業・団体・協会

Design life with kids! 主宰
公益社団法人インテリア産業協会
ハウスキーピング協会
モンテッソーリ綜合研究所

趣味・特技

趣味は茶道です。
祖母が母に誂えた着物を着て、美しい所作に己を沈ませて、おいしいお菓子と、暖かいお抹茶を飲むとリフレッシュします。

好きなことば・座右の銘

日日是好日