おおぜき あけお
東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。
レピュテーションリスクとその防御策としての情報開示
リスク管理のその3として、近年高まるレピュテーション・リスクについてお送りします。レピュテーション・リスクとはいわゆる風評リスクのことですが、単なる人の噂が一企業の存続を危うくするような事態に陥れることもあるのです。また、近年続発する組織内に秘められた不祥事が内部告発で外に出るという事態は、最も危険度が高いものになります。レピュテーション・リスクの内容とその対策について解説します。
組織の7S~その4「組織(Structue)」(後編)
「組織の7S」3つ目のS「組織(Structue)」の後篇は、代表的な組織のモデルパターンの解説を、最近時の新聞紙上で話題になった組織変更をひきあいにして分かりやすくお話します。パナソニックの2000年以降の二度にわたる組織変更はなぜおこなわれたか、アップル社はなぜ日本の家電メーカとは違う組織管理の下で発展を遂げることができたのか。さまざまな組織にまつわる疑問は理論を下に考えれば明確になってきます。
ソニーとアップルの明暗を分けた21世紀型市場戦略とは
組織マネジメントとマーケティング戦略は切っても切り離せない関係です。そんなマーケティング戦略のなかで、対を成す代表的な考え方があります。それが、マーケットインとプロダクトアウトです。ソニーのトランジスタラジオとアップルのiPhoneを事例にこの用語を解説。日本の家電・電機復活の鍵が、そこにあるはずです。
リスクマネジメント~その2「危険性」のリスク
リスク管理のその2は、「危険性」のリスクの内容と対応策について前回同様、具体例をまじえて解説します。また、組織におけるリスク管理の3つの段階に分けられるそのプロセスとポイントについても、分かりやすく説明します。
リスク・マネジメント~その1「不確実性」のリスク
マネジメントにおいて最重要事項とも言えるリスク・マネジメント。企業活動が直面する2つのリスク分類、「不確実性」と「危険性」のリスク。まず今回は「不確実性」のリスクに焦点をあて、その種類とリスクの内容、さらにはリスク回避の方法についてを具体例を挙げながら解説します。
マネジメントの観点から探るJR北海道再生への道
レール検査データ改ざんで昨年来揺れに揺れるJR北海道。関係部署の7割が改ざんに関与していたと言う信じられない事実が判明して、組織マネジメントそのもを根底から見直しする必要性が出てきたと感じられています。当ガイドでは、「組織の7S」的考察によりJR北海道の組織マネジメント再生への道を探ります。
景気回復に向けた企業の「ブラック回避」マネジメント
アベノミクスの進展とともに、今年の大きなテーマとなる景気回復の本格化。そこに向けてデフレ不況の落し子ともいえる「ブラック企業」の撲滅は、ある意味重要なテーマでもあると思います。そこで、ブラック企業にならないための組織マネジメントはいかにあるべきなのか、お馴染み「組織の7S」を使って考えてみます。
今年の企業ニュースを「組織の7S」の観点で振り返る
今年も1年様々な企業ニュースが報じられました。1年の締めくくりとして、今年新聞を賑わせた企業ニュースを「組織の7S」の観点で問題点や今後の課題を解析しつつ、振り返ってみます。
長期「戦略」が明暗を分けたトヨタ、日産の現況
アベノミクス効果に沸く輸出産業ですが、自動車業界のツートップ、トヨタと日産の中間決算が明暗を分けています。その理由はどこにあるのか。短期長期、入りと払いという「戦略」バランスという考え方を、この実例に沿って解説します。
名門企業や銀行でもコンプラ違反はなぜ起きる?
組織存続の大前提として、組織マネジメント以前にその重要性を認識すべき企業コンプライアンス。組織管理に甘さの残る新進企業だけでなく、名門老舗企業や信用第一の銀行でも重大なコンプライアンス違反が起きるという事例が相次いで発生しています。なぜこのような事態が発生するのか、実例を元に真相を探ります。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら