おおぜき あけお
東北大学卒。横浜銀行入行後、支店長として数多くの企業の組織活動のアドバイザリーを務めるとともに、本部勤務時代には経営企画部門、マーケティング部門を歴任し自社の組織運営にも腕をふるった。独立後は、企業コンサルタントの傍ら上場企業役員として企業運営に携わる。
中小企業は大変だ…下町ロケットに見る資金繰りの苦労
池井戸潤の直木賞受賞作を原作としたテレビドラマ「下町ロケット」は、技術に優れた中小企業の苦労とそれを乗り越えるプライドの戦いを描き大ヒットしました。ドラマでも描かれた、研究開発型中小企業の資金調達の実態はどのようなものであるのか、銀行借り入れとそれ以外の方法の相違点を企業の使い勝手の観点から見てみます。
マネジメントから考える、傾きマンション事件の原因
世間を騒がせているマンション基礎工事におけるデータ改ざん問題。その現場実態が明らかになるにつれ、これは決して特異な問題ではなく、どこにでも起こり得る問題であることが徐々に分かってしました。組織論的にこの問題を紐解くのは、官僚制的組織という大組織にありがちな管理体制の弊害です。その用語解説も含めて、今回の問題の根本原因に迫ります。
おカタい話がすらすら読める物語風ビジネス書5選
今年こそはビジネス書に手を伸ばして見ようと思いつつも、結局いまひとつおカタいイメージに勇気が出ないあなた。軽く読めてためになる、物語風ビジネス書はいかがでしょうか。00年以降世間を賑わせたベストセラー作も多くあります。まずは手始めに、読みやすい物語風ビジネス書から。おすすめの5冊を紹介します。
ラグビー日本チーム躍進で実証!「成果の法則」とは
日本代表チームの予想外の大活躍に盛り上がったラグビー・ワールドカップ。ベスト8入りこそならなかったものの、これまで7大会で1勝しかできなかった日本チームが、今回はなんと3勝という快挙を成し遂げました。今回の躍進は成果へ導くとあるビジネス法則があてはまるのではないか。ビジネスにおいて成果に導く万能の法則を御紹介しつつ、ラグビー日本代表チーム躍進の理由を検証します。
五輪エンブレム問題に学ぶ、危機管理広報のポイント
東京五輪エンブレムの盗作デザイン騒動に端を発した問題は、結局デザイナー佐野研二郎氏によるデザイン取り下げで白紙撤回という結末になってしまいました。誰もが膨大なネット情報を手にできることで加速度的にエスカレートした世論の批判的論調が、当事者の危機管理広報対応の瑕疵を突いて、撤回に追い込んだ形とも見て取れました。今回の件から、ネット時代の危機管理広報のあり方を考えてみたいと思います。
東芝問題から学ぶマネジメント用語"ガバナンス"とは
不適切会計に揺れる東芝問題は、経営トップの関与が取りざたされるに至り、遂に歴代3人の社長が辞任に追い込まれる事態になってしまいました。一連の報道で大きくクローズアップされたのが、ガバナンスというマネジメント用語。一般に企業統治と訳されるこの言葉ですが、あるべきその内容とは何なのか。東芝が“ガバナンス欠如”とされる理由と合わせて解説します。
成功事例から見る、ビジネスモデルの基本とは
ビジネスモデルとは、事業展開を検討する際に「どこで儲けるか」の仕組みを考えることです。このビジネスモデルこそが、実は事業の成否や利益の多寡を左右し同業ライバルとの差別化を決定づけることもままあるのです。事業化において大きなポイントになる、ビジネスモデルの考え方を、その代表事例と共に解説します。
読んでてよかった!起業前におすすめのビジネス書5選
起業関連セミナーが人気です。ネットという誰もが簡単に参入できる市場が確立されたこともひとつの要因となり、自分も起業したいと考える人が増えているようです。そうは言っても、起業はなまやさしいものではありません。起業を本気で考えた時に、まず何をするべきなのかは悩ましい問題です。そんな時、頼りになるのは書籍情報です。起業を思いたったら読んでおきたい、厳選ビジネス書を5冊紹介します。
東芝粉飾問題に見るJ-SOX内部統制の課題点とは
東芝を巡る粉飾決算問題が世間の注目を集めています。本来上場企業には投資家保護の観点から、財務上の瑕疵を回避するような管理が義務づけられています。内部統制と呼ばれる監理がそれです。06年会社法施行に伴い鳴り物入りでスタートしたこのガバナンス監理が、東芝では十分に機能しなかったことでにわかにクローズアップされています。内部統制の基本説明と共に、東芝の粉飾問題解明のポイントを探ってみます。
コミュニケーション不足に有効!対話するトランプとは
入社や転職、異動や昇進で、新しい業務に慣れたつもりでも知らず知らずのうちにストレスや悩みはたまっていくものです。だれに相談していいのかわからずこれを放置すれば、不安な精神状態に陥りかねません。このような事態を招く原因は、たいてい組織内のコミュニケーション不足です。今回はそんな状況を解消し、驚くほどに上下間やスタッフ間の距離感を縮めてくれる新しいコミュニケーション方法を紹介します。
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