ふかの やすひこ
生活者の家計と人生に寄り添う、お金相談のエキスパート!
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。 好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
家計の金融資産は過去最高の1880兆円!
日本銀行が2018年3月19日に公表した2017年10~12月期の資金循環統計によれば、家計が保有する金融資産残高は12月末時点で1880兆円となりました。前年末と比較して3.9%増、金額にして70兆円も増加しました。世界同時株高がその背景のようですが、詳しく見ていくことにしましょう。
持続的な成長をする企業に投資する注目ファンド
2017年後半から新興国の資産クラスを投資対象とする投資信託への資金流入が目立ち始めました。2017年10月に新規設定されたのが「ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド」です。運用の中核を担うコムジェスト・アセットマネジメントの高橋庸介代表にインタビューする機会を得たのでその背景などをご紹介したいと思います。
2017年の騰落率が高かった投資信託ランキング
2017年末の投資信託の純資産残高は111兆円となり、2年振りに過去最高を更新しました。世界同時株高で運用成績が改善したうえ、個人マネーの流入も加速していることが背景にあるようです。人どんな投資信託が高い収益をあげたのか見ていくことにしましょう。
株高で家計の貯蓄は1845兆円、過去最高額に
四半期ごとに公表されている家計の金融資産残高は、2017年9月末で1845兆円になりました。株高を背景に株式や投資信託の残高が大幅に増加したことがその要因です。その一方、現預金の伸び率も過去最高だったようです。その内容を詳しく見ていくことにしましょう。
一人暮らしの平均貯金額は942万円、貯金なしは46.4%
2017年11月10日に金融広報中央委員会が「家計の金融行動に関する世論調査」の2017年版を公表しました。単身世帯の金融資産保有額の平均額は942万円と前年と比較して120万円の増加、2人以上世帯より47万円も増やしているのです。また、金融資産を保有していない世帯も前年と比較して1.7ポイントの減少とやはり2人以上世帯と正反対です。その内容を詳しく見ていきましょう。
家計の平均貯蓄額は1151万円。貯金なし世帯は31.2%
2017年11月10日に金融広報中央委員会が「家計の金融行動に関する世論調査」を公表しました。2人以上世帯の金融資産保有額の平均額は1151万円と前年と比較して73万円の増加となりました。一方、金融資産を保有していない世帯は前年と比較して0.3ポイント増え31.2%となりました。格差が一段と広がったようですが、その内容を詳しく見ていきましょう。
分配金込み基準価額が10倍に!好成績ファンドの秘密
アクティブ運用の日本株ファンド、「DIAM新興市場日本株ファンド」が分配金込みで基準価額10倍を達成しました。「社会の課題を解決できる企業は必ず成長できる」という信念の下に運用され、投資対象銘柄を厳選する好成績投資信託の秘密に迫ります。
家計が保有する金融資産が過去最高の1832兆円に
日本銀行が9月20日に発表した資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は2017年6月末時点で、前年同月比4.4%多い、1832兆円と過去最高を更新しました。株価が前年と比べ上昇したことがその背景にあるようです。資金循環統計の内訳を詳しく見ていくことにしましょう。
投資信託の運用管理費用の引き下げ競争が激化
2018年1月から始まる「つみたてNISA」の顧客獲得競争を意識したのか、インデックスファンドの運用管理費用(信託報酬)の引き下げ競争が再び激化しそうな雰囲気です。りそなアセットマネジメントが、8月29日に業界最低水準を下回るインデックスファンド4本を含む新たなシリーズを設定したからです。どんなシリーズか見ていきましょう。
安定運用型投資信託は新たなトレンドになるのか?
2017年7月に投資信託にプロテクトラインがついた日本初(同年4月末時点)の商品が新規設定されました。アムンディ・ジャパンが運用する「SMBC・アムンディプロテクト&スイッチファンド」、愛称「あんしんスイッチ」です。新たなトレンドを作り出すことができる投資信託なのか、見ていくことにしましょう。
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