ふかの やすひこ
生活者の家計と人生に寄り添う、お金相談のエキスパート!
業界歴30年以上となり、FPのなかでもベテランの域に。さまざまなメディアを通じて、家計管理の重要性や投資の啓蒙など、お金周り全般に関する情報を発信しています。 好評連載『マネープランクリニック』にて、ユーザーからの相談に長続きできる無理のない家計管理法をアドバイスしています。
家計の金融資産残高は1948兆円に。過去最高を更新
2021年3月17日に日本銀行が公表した2020年12月末の資金循環統計によれば、家計が保有する金融資産残高は1948兆円になりました。2020年秋以降の株価上昇、外出自粛の影響で消費を控え手元に多めに現金を確保する傾向が続いていることなどがその背景にあるようです。2020年12月末の家計の金融資産の状況を見てみましょう。
単身世帯の金融資産保有額は平均値で1044万円、3年連続減少
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)」が、2021年1月下旬に公表されました。単身世帯の金融資産保有額は、3年連続減少の1044万円になっています。2人以上世帯の保有額は増加したことから、真逆な状況となっています。その要因を探るとともに単身世帯が保有する金融資産額の詳細を見ていくことにしましょう。
老後資金が足りない人は「人的資本」を大事にしたい
老後を迎えるまでの準備として、資産の山をできるだけ高く築き、一方で生活のダウンサイジングする必要があると述べてきました。生活のダウンサイジングは、誰でも、また明日から始めることができますが、資産の山を築くのは一朝一夕でできるものではありません。相応の資産を老後を迎えるまでに築くのが難しい人は、誰もが持つ「人的資本」を錆びつかせることなく長く使えるようにするのが最後の手段といえそうです。
収入増加と株価上昇で家計の貯蓄の平均値は1721万円に?中央値が900万円
金融広報中央委員会が毎年公表する「家計の金融行動に関する世論調査」の2020年版が例年と比較して約3カ月遅れで公表されました。調査によれば2人以上世帯が保有する家計の金融資産額の平均値は1721万円と前年より184万円の増加となりました。中央値も100万円増の900万円となっています。保有金融資産の内訳と大幅に増加した背景を見ていくことにしましょう。
2020年の投資信託の上昇率ベスト10!海外株式型の投資信託が好成績?
2020年は世界の株式市場が堅調だったといえそうです。日経平均株価は30年来の高値、米国株などは史上最高値更新となったからです。投資信託も株式市場の上昇を背景に好成績を挙げた投信が目白押しでした。2020年はどんな投資信託が好成績を挙げたのか見ていくことにしましょう。
家計の金融資産額は過去最高を更新。現金・預金が大幅に増えて1901兆円に
日本銀行が四半期ごとに公表する「資金循環統計」によれば、2020年9月末の速報値ベースで家計が保有する金融資産額は、過去最高を更新して1901兆円になりました。新型コロナの感染拡大で消費を控える傾向が続き、現金・預金が大幅に増えたことがその背景にあるようです。どんな結果だったのか見ていくことにしましょう。
金利100倍も?2020年・冬のボーナスキャンペーンを利用して好金利をゲット
新型コロナ禍で2020年の冬のボーナスはリーマンショック以来の厳しい状況だからこそ、有効に活用したいものです。株価は上昇基調ですが、先行きを考えると現預金は厚めに保有しておきたいもの。そんな冬のボーナス、安全で少しでも有利な預入先として考えられるのがボーナスキャンペーンを行っている金融機関です。その金利水準を見ていくことにしましょう。
家計が保有する現金・預金の伸び率は過去最高?1031兆円と1年前から4%増
日本銀行が四半期ごとに公表する「資金循環統計」によれば、家計が保有する現預金は伸び率、金額とも過去最高を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大による消費の手控えや「現金給付」がその要因のようです。家計が保有する金融資産の詳細を見ていくことにしましょう。
新型コロナで、家計を襲う収入減の嵐到来
新型コロナの影響で家計は収入減警報が発令中です。既に残業時間代が減少しているところに夏のボーナス減、さらには冬のボーナス減になるかもしれません。また、減少した収入が戻るには相当の時間がかかると予測されることから、1日も早く家計の見直しが必要になります。
家計が保有する現金・預金は1000兆円に
日本銀行が公表した資金循環統計によれば、2020年3月末の家計の金融資産は1845兆円と2019年12月末から62兆円の減少となりました。株価急落により株式や投資信託の資産価格が下落したことがその背景ですが、現金・預金は1000兆円の大台を突破しています。家計の金融資産の状況を見ていくことにしましょう。
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