うちだ まさみ
フリーアナウンサー|経済・投資番組を担当するなかで得た、FXの基本から実践方法までを紹介。
FX投資では「利乗せ」で利益を大きく伸ばそう
利益を大きく伸ばしていくためには、「利乗せ」といって、自分が持っているポジションに有利な方向に動いた時、どんどんポジションを積み上げていく必要があります。ただ、ポジションが増えている分、一転して逆方向に振られた時、損失が大きく膨らむ恐れがあります。利乗せは、どこまで追いかけるかがポイントになります。
FXでチャンスを失わないための資金管理
FXで失敗する人でよく見かけるのが、自分の資金力の限界までポジションを持ち、大きく損をしてしまうケースです。こうして資金力を失うと、次にチャンスが到来しても、損失を取り戻すためのポジションが持てません。したがってポジションを持つ時は、常に余裕資金がある状態を確保するのが肝心です。
もしFXで複利的な運用をするなら?
複利運用とは、一定期間の運用で得られた利益を元本に組み入れ、それを新たな元本として運用していくこと。元本が徐々に膨らんでいくため、同じ利回りで運用したとしても、より大きな利益が得られます。ただ、損益の振れ幅が大きなFXの場合、一概にそれが正しいとは言えないことに注意して下さい。
約定しやすい指値の置き方とは?
FXには、さまざまな注文方法がありますが、基本的なものは「指値」と「成行き」でしょう。成行きは、特に「このレートで成約したい」ということは決めず、あくまでも現在のレートで注文を出す方法。これに対して指値は、あらかじめ約定させたいレートを指定し、実際のレートが指値に達したところで発注してもらう方法です。指値の場合は、出来るだけ大勢の投資家が注文を出さないところに指値を置くのがポイントです。
FXで戦略的に活用したいIFO注文
ここまで説明してきたIFD注文とOCO注文を合わせたのが、IFO注文です。これを用いれば、夜中の注文はエントリーから利益確定、損失限定まですべて賄うことができます。
FXで戦略的に活用したいOCO注文
IFD注文の応用版がOCOです。One Chancel Otherといって、ひとつの注文が約定されるのと同時に、もう一方の注文をキャンセルするという注文方法です。これを用いることによって、利益確定と損切りの両面に対応できるという、便利な注文方法です。
FXで戦略的に活用したいIFD注文
外国為替市場は24時間動いています。そこで気になるのが、自分が寝ている時間帯のマーケットの動き。自分が寝ている間にも、収益を得るチャンスはあるはずです。そのような時、IFD注文を活用すれば、寝ている間も自動で約定、利益確定してくれるので、 寝ている間の収益チャンスを逃すようなことにはなりません。
「ロング」と「ショート」を使い分けよう
ロングとショート。一般的には長い、短いという意味ですが、相場用語になると、ちょっと違います。ロングは買い、ショートは売りという意味です。ご存じのように、FXは外貨を買うだけでなく、売りによって収益を狙うことができる点が、他の外貨建て金融商品と大きく異なる点です。
FXの2つのレート「ビッド」と「オファー」とは
FXのレートを見ていると、2つのレートが表示されていることに気づかれると思います。たとえば米ドル/円だと、「78.15-78.20」というようになるのですが、これは1ドル=78円15銭から78円20銭の間で推移しているという意味ではありません。ビッドとオファーといって、米ドルの買いレートと売りレートを示しているのです。
外国為替市場の参加者は投機筋が8割
外国為替市場の取引に参加している人は、投機筋と呼ばれる人が8割、実需筋と呼ばれる人は2割という構成になっています。為替レートが短期的に大きく動くのは、目先の材料で売り買いを繰り返す投機筋が8割もいるからです。したがって、投機筋が何を材料にして為替の売り買いを行っているのかを把握することが肝心です。
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