歌舞伎
歌舞伎関連情報(6ページ目)
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記事一覧
五月歌舞伎座團菊祭『勧進帳』その1
ガイド記事五十川 晶子團十郎と菊五郎の華やかな團菊祭。注目の演目はこれ!5月の歌舞伎座は華やかな「團菊祭」。市川團十郎と尾上菊五郎、つまり團菊を中心とした一座・一門が顔を揃えて、時代物から世話物、舞踊まで賑やかな舞台となる。中でも市川團十郎と尾上菊五郎ががっぷりと組むのが、『勧進帳』と『め組の喧嘩』だ。たとえば昼の部の『...続きを読む
成田屋!パリ・オペラ座へ 1
ガイド記事五十川 晶子初代團十郎だって行きたがったかもしれない!松竹大歌舞伎パリオペラ座公演に臨む市川團十郎初め出演者の意気込みを、まずはダイレクトにお伝えします。市川團十郎「オペラ座ガルニエに出演できるのは歌舞伎にとって、市川家にとって大きなできごと。皆様のおかげと厚くお礼申し上げます。2004年海老蔵襲名の際にパリ・...続きを読む
成田屋!パリ・オペラ座へ 2
ガイド記事五十川 晶子親子で火花!『勧進帳』の弁慶と富樫さてさて、気になるオペラ座での実際の舞台はどのようになるのだろうか。團十郎「実際にオペラ座での『勧進帳』の舞台がどうなるかといえば、通常歌舞伎座ではバックの松羽目は布に描いています。今回は全部檜の板にしてもらって、いわば能舞台に近い。照明も、現行の明るい歌舞伎あかり...続きを読む
初歌舞伎に挑戦してみませんか/その3
ガイド記事五十川 晶子浅草でカジュアル、かつ本格的な歌舞伎を楽しもうさて昨年、片岡愛之助さんへのインタビュー時にもご紹介した新春浅草歌舞伎。若い御曹司たちが古典の歌舞伎に挑戦するのを観るならやっぱり正月は浅草です。今年浅草を彩るのは、中村勘三郎の長男次男の勘太郎と七之助。そして今、人気も話題もこの人、といえば中村獅童。そ...続きを読む
初歌舞伎に挑戦してみませんか/その2
ガイド記事五十川 晶子偉大なるパロディ精神とスペクタクル性を満喫歌舞伎の魅力・・・役者はもちろんのこと、いやいやまだまだいろいろ、あります。スペクタクル性、パロディ、アクション、源平の時代から江戸までの時代を軽々超えてしまうファンタジックな世界、京の都から日本橋までさながらロードムービーの面白さ・・・を掛け合わせた贅沢な...続きを読む
初歌舞伎に挑戦してみませんか/その1
ガイド記事五十川 晶子初めてなら、やっぱり歌舞伎座からお正月といえばテレビも朝から伝統芸能番組が花盛り。やはりお正月ならではの和のテイストに合うエンタテインメントなんですね。そこで、「今年こそ何かの伝芸を観ることに挑戦したい」と考えている人に、ぜひ歌舞伎をおすすめします。例えば役者。歌舞伎といえばなにはともあれ、役者なん...続きを読む
続々/『染模様恩愛御書』観劇記はまだ続く
ガイド記事五十川 晶子劇場全体が火の粉に覆われて!?さて、ストーリーだけを追っていくと、いやはやなんとも凄まじい内容なのだが、それを覆ってあまりあるのがやはり友右衛門と数馬の恋。チラシにもあるとおり、染五郎の友右衛門は月代もきれいに沿った侍のこしらえ。一方愛之助の数馬は、前髪を残した振袖も可愛らしい色若衆のこしらえ。一目...続きを読む
歌舞伎フォーラム公演20回 その1
ガイド記事五十川 晶子20回を重ねた歌舞伎フォーラム。小芝居復活と、若手の芸の研さんと。「若い役者の芸を磨く」「大道具など若い裏方の職人たちの技術の向上」「小芝居の復活」という3本柱で公演を続けてきた歌舞伎フォーラム公演。今回でついに20回となります。その制作発表を取材しました。歌舞伎座や国立劇場など大劇場での、いわゆる...続きを読む
原作に忠実な『息子』に挑戦 その2
ガイド記事五十川 晶子●二つの演目をご紹介しましょう。『息子』築地小劇場など新劇運動家のイメージが強い小山内薫ですが、二代目市川左団次や初代中村吉右衛門との深い関わりがあります。また、同作品の初演は大正12年3月の帝国劇場。六代目尾上菊五郎の息子・金次郎に、父親に四代目尾上松助、捕吏に十三代目守田勘弥がつとめています。<...続きを読む
三越歌舞伎で獅童と澤瀉屋が大役に挑戦。1
ガイド記事五十川 晶子若手が古典の大役に挑戦できる修行の場。客席との距離が近い!若手歌舞伎役者の登竜門といえば、正月恒例の新春浅草歌舞伎・・・だけではない。昭和20年代初頭、多くの劇場が焼失してしまい、歌舞伎や文楽などのために開放されたのが三越劇場(三越ホール)だった。ここで行われた歌舞伎公演はいつしか「三越歌舞伎」と呼...続きを読む