ミステリー小説
ミステリー小説関連情報(11ページ目)
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記事一覧
一生忘れない夏恋メモリー
ガイド記事石井 千湖小説のなかの夏の恋は刹那的でエロティック。そして多くは失われた、過去の恋を描いているからこそ美しいもの。鮮烈なイメージを残す5冊を、思い出の場所を軸にしてセレクトしました。白い花が咲く七竈の木の下で桜庭一樹『少女七竈と七人の可愛そうな大人』鉄道オタクの美少女といんらんの母。それぞれの恋と旅立ちを描い...続きを読む
上半期イチオシ!『わたしを離さないで』
ガイド記事石井 千湖2006年の上半期、のべ166冊の本を読みました(ミステリー以外も多いですが)。そのなかでイチオシの小説をご紹介したいと思います。イギリスの作家、カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』。多くの書評でとりあげられ、読み巧者としても知られる翻訳家・柴田元幸さんに「現時点での、カズオ・イシグロの最高傑作...続きを読む
本格書店ミステリ誕生!大崎梢さん
ガイド記事石井 千湖書店を舞台にした“日常の謎”系統の連作短編集。本好きならば、行きつけの本屋さんってあると思います。もし、そこで謎めいた出来事が起こっていたら?そんな楽しい設定で書かれた話題のデビュー作『配達あかずきん』について、著者の大崎梢さんにお話をうかがいました。書店ミステリということで、取材場所はミステリ書店...続きを読む
雨と涙で心も洗われる?切ないミステリー
ガイド記事石井 千湖雨の休日、どう過ごしていますか?傘を持って人ごみの中に出て行くのは億劫というあなたには読書をおすすめ。雨をモチーフにした小説は、なぜか切ないものが多かったりします。植物が雨に濡れると生き生きするように、登場人物に感情移入して涙を流せば、日々のモヤモヤもすっきりするかも!?雨宿りをする少女をめぐる物語...続きを読む
休日泣いてもいいですか?落涙小説ガイド
ガイド記事石井 千湖大人になるとつらいことがあってもなかなか泣けませんよね。休日くらいは物語にどっぷりひたって、思いっきり涙を流してみませんか?涙にもいろんな種類があります。滂沱の涙、爽やかな涙、温かい涙、切ない涙、無私の涙。ガイドもはからずして落涙した小説をご紹介します。滂沱の涙。恩田陸『光の帝国』涙をふくものをすぐ...続きを読む
推協長編賞は恩田陸『ユージニア』
ガイド記事石井 千湖第59回日本推理作家協会賞長編部門を見事受賞したのは恩田陸『ユージニア』!恩田さんおめでとうございます。というわけで、作品の魅力を詳しく紹介させていただきます。大量毒殺事件と生き残りの美少女をめぐる物語祖父江慎さんによる装幀も格好いい!友禅の下絵は、白い絹に青い線で描かれます。ツユクサの花の汁を和紙...続きを読む
キャロル・ブーム到来?5月の注目文庫
ガイド記事石井 千湖4月と5月発売のものからそれぞれいくつかピックアップ。小説世界に思わずのめりこんでしまう本をご紹介します。まずは4月に発売になった新刊から。【4月のイチオシ】キャロル・ブーム到来?待望の新刊ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』デビュー作『死者の書』の新装版が出て、5月には短篇集『パニックの手』も文庫...続きを読む
目立ちたくない名探偵?小市民シリーズの謎
ガイド記事石井 千湖名探偵といえば、奇人変人で目立ちたがりが多いというイメージがありませんか?だいたい大勢の容疑者の前で「さて、皆さん」と自分の推理を開陳するなんて、よっぽど神経が太くなければできませんよね。さて、皆さん。ここに目立つことを極端に嫌う名探偵がおります。名前は小鳩常悟朗。彼には恋愛関係でも依存関係でもなく...続きを読む
新刊は警察小説が豊作!
ガイド記事石井 千湖2月から3月にかけて、なぜか読みごたえのある警察小説が続々と出版されました。ビターだけど格好いい、大人のためのミステリーをどうぞ。イチオシ!経験者が描く女性警官の日常ローリー・リンドラモンド『あなたに不利な証拠として』キャサリン、リズ、モナ、キャシー、サラ。5人の女性警官の日常をヴィヴィッドに描く。...続きを読む
やっぱり『ダ・ヴィンチ・コード』に注目
ガイド記事石井 千湖当月と翌月発売のものからそれぞれいくつかピックアップして、小説世界に思わずのめりこんでしまう本をご紹介します。まずは3月に発売になった新刊から。【3月のイチオシ】累計500万部突破の大ベストセラーダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』歴史ミステリーをブームにした立役者。レオナルド・ダ。ヴィンチの名画...続きを読む