不動産売買の法律・制度
キーワードでみる土地・住宅選びのポイント(2ページ目)
土地や住宅を選ぶ前に知っておきたいポイント、注意すべきポイントなどのキーワードを、写真や図解を交えながら分かりやすく解説します。
記事一覧
ゴミ置き場、ゴミ集積場所のチェックポイント
ガイド記事平野 雅之住宅や土地の見学をするとき、つい見落としがちになるのがゴミ置き場やゴミ集積場所のことではないでしょうか。売買契約が終わり、いざ入居してから「我が家の前がゴミ置き場だった」と気付いても、容易に解消できる問題ではありません。契約の前の段階において、自分の目で見て、しっかりと確認しておくことが大切です。ゴ...続きを読む
外壁の色
ガイド記事平野 雅之住宅のイメージを大きく左右する要素の一つが「外壁の色」です。一般的には白色(ホワイト)、灰色(グレー)、茶色(ブラウン)やベージュ色などの系統を使うことが多いでしょう。とくに茶色系は色味や外壁素材の種類が多く、かなりバリエーションに富んでいます。しかし、「平凡な色使いではつまらない」「もっと個性的な...続きを読む
川沿いの家のメリットと地盤等の注意点
ガイド記事平野 雅之川沿いの家のメリット人々の生活にとって、水は決して欠かすことのできないものです。大昔から人は川の近くに住居を構え、川とともに発展してきた都市も多いでしょう。水道が整備された現代の都市でも、川沿いに建てられた家は多くみられます。そのような川沿いの家を購入するときに注意すべきポイントは何なのか、写真をみ...続きを読む
建物の基礎
ガイド記事平野 雅之住宅にかぎらず、建物の荷重を支えるたいへん重要な構造が「基礎」です。住宅選びではあまり注目されないものの、基礎に欠陥などがあれば重大な問題を引き起こすことになりかねません。住宅における基礎構造などについて、基本的なポイントを確認しておくことにしましょう。建物の基礎はたいへん重要な構造物一般の住宅で用...続きを読む
公園の隣、畑の隣
ガイド記事平野 雅之毎日の暮らしの中で、日照や通風はとても大切な要素です。建物が密集しがちな都市部の住宅地では、隣が空き地でもいつそこに新しい建物が造られるか分からず、日照が阻害されるリスクを伴います。そのため、建築の可能性が低い公園や畑などが隣にあることは、住宅選びにおいて一つのメリットと考えられるでしょう。公園が隣...続きを読む
実例写真で考える「敷地のセットバック」
ガイド記事平野 雅之建築基準法で認められた道路のうち幅が4mに満たない、いわゆる法42条2項道路(2項道路、みなし道路)では、従来から存在する道路部分の中心線から2m(指定を受けた道路では3m)の位置まで敷地を後退させなくてはなりません。これを「敷地のセットバック」といいますが、その規定などについて詳しくは≪法42条2...続きを読む
法定外道路とは? その背景と問題点
ガイド記事平野 雅之都市計画区域内において建築物の敷地は、建築基準法で定められた道路に2メートル以上接していなければなりません。ところが、まわりをよく観察してみると、建築基準法の要件を満たしていない道路が意外と多く存在することに気付くでしょう。このような道路は「通路」あるいは「法定外道路」などと呼ばれます。住宅街の中に...続きを読む
実例でみる「都市計画道路」予定地
ガイド記事平野 雅之道路が新しく造られたり既存の道路が拡幅されたりすることによって、周辺の環境や利便性が大きく変わることもあります。購入しようとする敷地が都市計画道路にかかっているときには、事前に必ず説明されるはずですが、少し離れた位置の計画については説明されない場合もあるため、自分で調べてみることも考えてみましょう。...続きを読む
実例写真でみる「境界標、境界ポイント」の注意点
ガイド記事平野 雅之土地や一戸建て住宅を購入するとき、敷地と道路および隣地との境界確認はたいへん重要で欠かすことができません。境界をめぐるトラブルは比較的多いため、できれば売買契約を締結する前にしっかりと確認しておきたいものです。すでに境界標(境界ポイント)があるのかどうかにより確認の段取りや注意点は異なりますが、今回...続きを読む
敷地延長、路地状敷地、旗ざお状敷地のメリット
ガイド記事平野 雅之道路からみて少し奥まったところに建物の敷地があり、その間に2mから3m程度の幅の通路が設けられている土地をよく見かけます。奥の敷地との間が階段状になっている場合もあるこのような敷地形状について正式な名称はありませんが、一般的に「敷地延長」(敷延=しきえん)、「路地状敷地」、「専用通路」(専通=せんつ...続きを読む