癌(がん)
がん告知・余命の考え方・メンタルケア
癌(がん)は昔と違い治療できる病気になりましたが、命について考えさせられる点では変わっていないようです。がん告知のメリット・デメリット、余命の基準、受け止め方など、がんを正しく理解して病気と向き合うために大切な情報をまとめました。
記事一覧
もし明日、「がん」と告知されたら?
ガイド記事狭間 研至がんは、ある日突然やってきますがんという病名は、現在ほぼ100%、患者さんご自身にも告知されます今、がんは、決して特別な病気ではありません。65歳まででは10人に1人が、74歳までになると、約5人に1人ががんと診断される時代です。日本人の死因の1/3をがんが占めるほど身近な病気なのです。日本の医療技...続きを読む
誰のせい? 早期発見できなかった進行がん
ガイド記事狭間 研至納得できない……発見時には進行がんというケース見つかった時にはすでに進行癌だった……。こんな状況を素直に受け入れることができる人は、ほとんどいないのではないでしょうか?癌は早期発見・早期治療が大切ということは、現在ではほとんどの人が知っていることでしょう。癌は昔のように不治の病とは思われていませんが...続きを読む
進行がんと診断された時に気をつけるべきこと
ガイド記事狭間 研至いきなりの緊急事態軽い気持ちで調べてみたら、予想外の診断。誰しも驚き、動揺します。毎日、いろいろと忙しく生活している中で、自分の体調のことはちょっと後回しになることはよくあります。あまりにそういう状態が長く続いたり、症状が耐えきれなくなったりして飛び込んだ病院で、思わぬ病気が発見されるケースも、残念...続きを読む
知っておきたいがんに関する2つの「告知」
ガイド記事狭間 研至がんに関する2つの告知がんの告知といえば、「がん」という病名を患者さんにお伝えする病名告知が一般的です。しかし、がんの治療においてはもう一つの告知も広まりつつあります。がんの告知と言うと、みなさんは何を思い浮かべられるでしょうか。おそらく、「あなたの病名は、がんです」というシーンではないかと思います...続きを読む
がんの余命宣告は当たる? 当たらない?
ガイド記事狭間 研至余命宣告をどう受け止めればよい?テレビドラマなどでも時折出てくる余命告知のシーン。私自身も医師になる前、どうして余命がわかるのだろう?と思っていましたテレビドラマでは、主人公やその家族が、主治医から「あと半年の命です」などと宣告をうける場面が出てきます。あれをご覧になっているせいかどうかはわかりませ...続きを読む
がんの持つ死のイメージとどう向き合うか
ガイド記事狭間 研至がんの持つ死のイメージとどう向き合うか生き方があれば、死に方があるはずです。タブー視して考えないようにするのではなく、自分らしい生き方、人生のしまい方を考えることが、私たちに求められているのではないでしょうか?医療の進歩に伴い治療ができるようになった癌。昔に比べイメージが変わりつつありますが、自分や...続きを読む
在宅死・家での看取りは可能? 在宅療養体制の現在
ガイド記事狭間 研至8割以上の人が病院で最期を迎えている現代病院での臨終の場面。テレビドラマや映画で繰り返し演じられるパターンがあり、それが標準として認知されているようにも感じます。現在の日本では、病院で亡くなるのが普通です。病室で患者さんの周りをご家族や医師、看護師が取り囲んでいる。心電図のモニターを家族と医師が息を...続きを読む