がんは、ある日突然やってきます

がんの告知
がんという病名は、現在ほぼ100%、患者さんご自身にも告知されます
今、がんは、決して特別な病気ではありません。65歳まででは10人に1人が、74歳までになると、約5人に1人ががんと診断される時代です。日本人の死因の1/3をがんが占めるほど身近な病気なのです。

日本の医療技術は、めざましく進歩してきたとはいえ、人はだれしも、がんという病名を目の当たりにすると、「死」というものを意識してしまいます。

何とか治る方法はないのか。もっと良い治療法があるのではないか。この主治医は、本当に信頼できるのか。医療事故にはあわないだろうか。入院や治療にかかるお金は用意できるだろうか。これからの生活は……?

色々な疑問や心配が、その瞬間から、止めどなくわき上がってきます。現実を受け入れられない拒絶や、怒り、悲しみといった感情が次々におそってくることもあります。

しかし、嘆いてばかりもいられません。あなた自身や、あなたの大切なご家族ががんと診断されたときに、まず、何をすればよいのでしょうか。


「がん」の衝撃に続いて、情報の洪水がやってくる

情報の洪水
病気に限りませんが、インターネットを介して得られる情報は正しいものばかりでは、ありません
「がん」という病名がわかったとき、患者さん自身もご家族も、どうしても混乱してしまいがちです。また、ありがたいことではありますが、ご親戚や親しいお友達など周囲の方が、色々とアドバイスをしてくれます。

「あの病院が良いよ」「新しい治療法ができたらしい」「ここの病院は、医療事故があったらしい」「あの大学の先生が有名だ」などなど色々な情報が洪水のようにやってきます。

最近は、インターネットを通じて、色々な情報が瞬時に手に入りますから検索エンジンに病名を入力するケースも非常に多いでしょうし、インターネット医科大学のように医師がボランティアで回答を行う医療相談サイトもあります。

しかし、ちょっと、待って下さい。
まず、何よりも先にじっくりと話を聞くべき人がいるのです。

次のページでは、その人をご紹介します。