子宮の病気
子宮がん (子宮体がん・子宮頸がん)
比較的若い女性に多い子宮頸がん、閉経後に多い子宮体がん。それぞれの子宮がんに関する正しい知識をつけていただけるよう、初期症状を始めとする症状、主な原因、検査法、予防法、治療法をわかりやすくまとめました。
記事一覧
HPVへの感染は子宮頸部の「風邪」のようなもの?
ガイド記事清水 なほみHPVへの感染は子宮頸部の「風邪」のようなもの?HPVは一度感染すると完全にいなくなることはないので、「退治する」ことを考えるのはあまり意味がないことと言えます。子宮頸がん検診で異常が出ると、しばしば質問されるのがHPV(ヒトパピローマウイルス)感染との関係です。子宮頸がんの原因のほとんどは、HPV...続きを読む
子宮がんは2種類……子宮頚がん・子宮体がんの違い
ガイド記事山田 恵子どちらも早期発見・早期治療がポイントになります。定期的に検診を受けましょう子宮がんには子宮頚がん子宮体がんの2種類があることをご存知ですか?この2つはだいぶ特徴が違うので、混乱してしまいがち。例えば「妊娠した回数が多いひとがなりやすい」のは子宮頚がんで、「妊娠したことがない方がなりやすい」のが子宮体...続きを読む
子宮頸がんの初期症状・検査法
ガイド記事清水 なほみ「子宮がん」は、がんができる場所によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分けられています。この2つは単にできる場所の違いではなく、発症しやすい年齢や原因や予防法が大きく異なっているので、別の病気として考える必要があります。子宮頸がんの特徴子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんがあります女性に最も多い癌は...続きを読む
子宮頸がんの検査法・治療法・予防法
ガイド記事清水 なほみ子宮頸がんの治療法早期発見には子宮癌検診が有効です。子宮頸がんの治療法は段階的。患者さんがまだ若く、将来の妊娠に悪影響を及ぼすような治療をできるだけ避けたい場合は、高度異形成までであれば子宮の出口をレーザーで焼く「レーザー蒸散」を行うことが可能です。高度異形成や上皮内がんの可能性が高く、治療を優先さ...続きを読む
子宮頸がんの治療法
ガイド記事藤東 淳也子宮頸がんは、がんの進み具合やがんの部位、年齢、合併症の有無によって治療法を決定します子宮頸がんの治療法には、主に手術療法放射線療法化学療法(抗がん剤による治療)の3つに分けられます。がんの進み具合やがんの部位、年齢、合併症の有無などによって治療法を決定します。初期のがんであれば、妊娠の希望を考慮す...続きを読む
子宮がん・卵巣がん手術治療と妊娠機能の温存
ガイド記事藤東 淳也婦人科系のがん治療は手術が基本機能温存治療を適応できるかどうかを担当医によく相談してみましょう卵巣や子宮は妊娠・出産を考える上できわめて重要な臓器です。子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどの婦人科系のがんの場合、妊娠・出産の機能を残すことができるかどうかを、慎重に判断する必要があります。一方で、これ...続きを読む
子宮頸がん検診で「要精密検査・再検査」結果だったら
ガイド記事藤東 淳也子宮頸がんとは……性交渉で感染しやすいHPVが主な原因子宮頸がん検診の結果が「要精密検査」であった場合でも、実際にがんと診断されるのは極少数です。早めに精密検査を受けて、状況を把握しましょう子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部に「がん」ができる、女性特有の病気です。女性に起こるがんとしては世界的...続きを読む
妊娠中の子宮がん検診で異常が見つかったらどうするか
ガイド記事藤東 淳也子宮頸がんとは子宮頸がんはワクチン接種と定期検診で予防できる唯一のがん。できれば妊娠前に子宮がん検診を受けてほしいけれど、妊婦健診で初めて検査を受ける人が多いのも事実です婦人科のがんで最も一般的な子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあります。妊娠中に問題になるのは、子宮の出口付近にできる子宮頸がん...続きを読む
子宮体がんの初期症状・診断法…閉経前後に多い女性の病気
ガイド記事清水 なほみ子宮頸がんと子宮体がん……好発年齢・原因・予防法に大きな違い閉経後に生理が戻った?不正出血は放置せず、早めに検査を受けましょう「子宮がん」は、がんができる場所によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分けられています。同じ子宮の病気と思われがちですが、この2つは単にできる場所の違いではなく、発症しやす...続きを読む
子宮体がんの検査法・治療法・予防法
ガイド記事清水 なほみ子宮体がんの早期発見・検査法早期発見には子宮がん検診が有効。子宮体がんを発見するには、健康診断の婦人科検診などで子宮体がん検診を受けるしかありません。子宮頸がんの検査と違って、子宮の奥の方まで細胞を擦り取る細い器具を入れなければいけないので、多少痛みを伴うのが難点ですが、40歳以上でリスクが高い方や...続きを読む