マンション物件選びのポイント
マンションの性能・耐久性
住宅性能表示制度を受けたマンションや長持ちするマンションについて説明しています。マンションの耐久性や性能表示付きマンションのメリットなどを専門家が解説。
記事一覧
汚染コンクリートに使われた「砕石」ってなに?
ガイド記事井上 恵子福島県二本松市の汚染コンクリート事件とは新築マンションの基礎コンクリートが原因だった(写真はイメージ)。2012年1月15日、福島県二本松市は昨年7月に完成した市内の賃貸マンションの1階室内で外よりも高い放射線量を計測したことを発表しました。問題となったマンションは2011年7月に建てられたばかりの...続きを読む
家庭でできる冬の節電 住まい・マンション篇
ガイド記事井上 恵子この冬も原発事故の影響で電力供給が厳しいことに変わりはなく、夏場に続き節電が求められています。この冬全国の電力会社で節電目標を定めているのは関西電力(10%以上)・九州電力(5%以上)(それぞれ期間は異なる)のみとなっていますが、その他の電力会社でも数値目標はないものの、12~3月の全ての平日におい...続きを読む
住宅性能評価書の見方(3)省エネ、高齢者、防犯
ガイド記事井上 恵子今回も各住戸の大切な性能部分の確認方法を見てまいりましょう。自分の目で住宅の品質、性能を確認することができるようになるために3回にわたって「性能評価書の見方」を解説しているシリーズの第3回目です。住宅性能評価書の見方(1)、(2)に引き続き、今回は各住戸の省エネ性、シックハウス、光・視環境、バリアフ...続きを読む
住宅性能評価書の見方(2)避難とメンテナンス
ガイド記事井上 恵子今回は住戸ごとの性能・品質について見てまいりましょう。「住宅性能評価書の見方(1)」ではマンションの住棟全体の性能を示す部分の読み取り方を見てきました。今回は各住戸の持つ性能部分の読み取り方をマスターしましょう。まずは「避難のしやすさ」と「メンテナンスのしやすさ」です。「各住戸」の評価結果はその住戸...続きを読む
住宅性能評価書の見方(1)表紙と住棟評価
ガイド記事井上 恵子自分の目で品質を確認して購入する時代へ耐震性や防災性を自分自身の目で確認して購入する時代へ未曾有の大震災を経験し、住宅の選び方に大きな変化が訪れています。これからの住まい選びは「立地」「価格」重視から、耐震性をはじめとする「安心・安全」が重視される時代になります。建物の耐震性や地盤の強さ、基礎構造、...続きを読む
熱中症を防ぐための住まいの断熱・遮熱対策
ガイド記事井上 恵子今年は節電対策でエアコンを控えめにせざるを得ない状況になりますので、ぜひ住まいの熱中症対策をしておきましょう。熱中症とは高温度下で労働や運動をしたために起こる熱射病で、脱水・けいれん・虚脱などの症状が現れます。高齢者や幼児は特に熱中症対策を【グラフ】日最高WBGT温度と熱中症患者発生率の関係(出典:...続きを読む
マンションの性能が比較できる住宅性能表示制度
ガイド記事大森 広司10分野の性能を第三者の評価機関がチェック住宅性能表示制度は国が基準を定め、住宅の性能を等級などで表示できるようにした制度で、平成12年度からスタートしました。表示は義務ではありませんが、現在では着工される新築住宅の2割程度で採用されています。表示されるのは耐震性や省エネ性など10分野・34事項あり...続きを読む
マンションの大規模修繕計画、何のために必要?
ガイド記事井上 恵子マンションの資産性を保つ大規模修繕年月が経っても資産価値を維持するためには?最近のマンションは品質・性能が向上し、建物の造りは頑丈で長持ち仕様の物件が増えてきました。住まい始めてからなお資産価値を保つために必要なことは、長期的な視野にたった大規模修繕です。マンションには専有部分と共用部があり、エント...続きを読む
マンションの寿命、耐用年数はどうやって決まる?
ガイド記事井上 恵子マンションの耐用年数は60年とよく耳にしますが、根拠はあるのでしょうか。今回は、マンションの寿命を決める要素について解説していきます。【目次】マンションの寿命は「60年」って本当?マンションの平均寿命建物の寿命を決める3要素耐久性に影響を与える「水セメント比」劣化に影響を与える「かぶり厚さ」長寿マン...続きを読む
「住宅性能評価制度」で安全なマンションを見極める
ガイド記事井上 恵子住宅性能表示制度とマンションの関係何を元に信用したらよいのか考えてみましょう。2005年に起きた構造計算書偽装事件を機に、「国で定めた構造計算プログラムを使い、建築士が計算した構造計算書であれば間違いはないだろう」という前提が大きく崩れました。その後、民間の確認審査機関だけでなく、自治体でも、そして...続きを読む