13万8000円が26億円になった!?
昭和初期に日本の株を買い長期間ずっと保有し続けていれば、サラリーマンにも億万長者になるチャンスはあったのです |
庶民の資産運用の方法は、突き詰めると3つしかないと言われています。「預金(広い意味では債券も含む)」と「不動産」と「株」です。「預金(広い意味では債券も含む)」では億万長者になれないことは前回指摘したとおりです。一方、「不動産」はどうかというと、こちらはたしかに上手く運用すれば億万長者になれる可能性があります。しかし、不動産に投資するためには大きな資金が必要です。当時、社会人1年生だった私にそんな大金はありませんし、銀行が貸してくれるはずもありません。とすると残されているのは「株」しかないわけで、私が株に興味を持つようになっていったのはごく自然な流れだったと思います。
しかし、当時私は日本株すらやったことがなく、証券会社に入ったことすらありませんでした。その当時の私にとって証券会社といえば、身ぐるみはがされるような怖いイメージがありました。
ですので、まず、私は株の本をたくさん買って読みあさりました。私はとにかく心配性で、何事もルールというか必勝法のような物がつかめないと安心して物事に取り組めないタイプ。ですので、株の本を読みあさって、少額から投資をして、億万長者になった人の成功統計をとれば、株の必勝法が見つかるのではないかと考えたのです。そして、そこで唯一見えてきたことは、昔ならば、普通のサラリーマンでも、株で儲けて億万長者になれたかもしれないという事実でした。
たとえば、こんな話しをよく目にしたのです。
「昭和初期にソニーの株を10万円分買い、じっと持っていたら10億円以上になっていた」
そんなことあるわけないと私は思いました。株価が仮に100円だったとしても当時(平成7年)のソニーの株価は4000円前後だったからです。そのまま持ち続けたとしても40倍です。
ところが、実際に計算してみるとソニーが店頭公開した昭和30年8月に(当時はまだソニーではなく東京通信工業という社名でした)、1株138円だったソニーの株を13万8000円出して1000株買い、今までじっと持ち続けていたとしたら、たしかに10億円以上になっていたのです。しかも、その後さらに値上がりしたので、平成12年3月の最高時には1万9152倍にあたる26億円以上にもなったのです。
続きはこちらから → 10万円から本気で始める中国株 その3
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1回目 貯金では億万長者になれない
2回目 13万8000円が26億円に!?
3回目 10万円から本気で始める中国株 その3
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