投資信託は、国内株、外国株、国内債券、外国債券などに投資するタイプのほかに、ブランド企業に投資したり医療関連のジャンルに投資したりする、個性派なテーマ型ファンドもあります。どちらも1万円程度から購入できるので、そのジャンルに興味があったり、応援したいファンドがある場合は検討してみてもいいでしょう。
ただし、投資対象が限定されるので、リスクは高くなります。手持ちの資産を一度にまとめて投資するのではなく、少しずつ投資するようにしましょう。
一例としては、環境への配慮が優れている企業や、環境関連のサービスを提供している企業に投資するファンド(例:「グローバル・エコ・グロース・ファンドBコース」(大和住銀投信投資顧問)、「朝日ライフSRI社会貢献ファンド(愛称:あすのはね)(朝日ライフアセットマネジメント)」、「損保ジャパン・グリーン・オープン」(損保ジャパンアセットマネジメント)など)や、医療関連の株式に投資するファンド(例:「グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン(Bコース)(愛称:健太)(国際投信)」など)、資源やエネルギー株、商品などに投資するファンド(例:「ダイワ/ブラックロック資源エネルギーファンド(大和證券投資信託委託)」など)があります。
そのほか、バーバリーやヒルトン、エルメス、コーチなどのブランド企業に投資するファンド(「三井住友海上・BNPパリバプレステージF(愛称:マドモアゼル)(BNPパリバアセットマネジメント)」)、トヨタグループに投資するファンド(「トヨタグループ株式ファンド(トヨタアセットマネジメント)」)、東海地方の企業に投資するファンド(「東海3県ファンド(東京海上アセットマネジメント)」)など、かなり個性的なファンドもあります。
【西山 美紀】