まだまだ増え続ける個人情報漏れ!!

インターネット上の仮想商店街「楽天市場」で、284件と発表された顧客情報漏れですが、これは、氷山の一角にすぎません。最終的な被害者数は、万を越すのではないかとも言われています。お店に足を運ばず、キャッシュレスで買い物ができるネットショッピング。その便利さから大人気でしたが、思わぬところに落とし穴があったようです。

何故、情報は漏れてしまったのか!?

これほど大量の個人情報が漏れてしまったのは、何故でしょうか。楽天市場に出店すると、取引情報を管理する楽天の自社サーバーにアクセスすることができます。通常は、自分の店の取引分のデータしか見られないのですが、外部からの不当なアクセスで、他店のデータも見ることができるといいます。そのため、最初から個人情報を盗む目的で、出店する悪徳業者もいるそうです。また、ヤフーとの仮想モール戦争の過熱で、楽天は出店業者を増やそうと必死でした。そのため、出店業者の審査が緩くなっており、商業登記と、最低月額5万円の出店料を払えば、簡単な面接で誰でも、出店することが可能だったのです。これが不良店舗の侵入を招いたのかもしれません。

カード番号から下着のサイズまで流出!!

今回の事件で盗まれた個人情報の20以上という種類の多さも問題を大きくしています。顧客の氏名や住所はもちろん、電話番号に生年月日、メールアドレス、クレジットカード番号、有効期限などです。それに加え、どのような商品を買っているかまでも、まるわかりです。例えば、楽天で下着を購入した人なら、その色やサイズまでもが漏れてしまったのです。また、今後、住所やメールアドレスによって送りつけられる架空請求書などの犯罪にも気をつけなくてはいけません。他には、クレジットカード番号や有効期限が盗まれたことで、「なりすまし」によるネットショッピングでの犯罪も起こりうるでしょう。クレジットカードでの犯罪の場合、請求がくるのは1ヶ月後ですから、本格的な被害が発覚するのには、まだ時間がかかりそうです。
過去に楽天で取り引きをしたことがある人は、しばらくの間は、架空請求書や、ダイレクトメール、電話勧誘については、今まで以上の注意を払う必要があります。また、クレジットカードの利用明細書はとくに注意するようにしてください。もしも、心あたりのない請求があるようなら、すぐにクレジットカード会社に連絡する必要があるでしょう。

<関連サイト>
ヤフーニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。