楽天の家族カードのメリット・デメリットは?

楽天の家族カードのメリット・デメリットは?

普通のショッピングでの還元率が1.0%と高く、楽天市場の買い物では常時ポイント3倍と非常にお得な『楽天カード』。

家族に楽天カードを作るときには、本人名義のカード(以下、本カード)を作るか、家族カード(ファミリーカード)を作るかの二択があります。

結論を先にお伝えすると、楽天カードにおいては本カードを作ることをおすすめします。

家族カードよりも本カードの方が新規入会時や利用時にもらえるポイントが多く、他の特典等は大差ないためです。

当記事では、楽天カードの家族カードの概要、本人名義のカードとの違い、メリットとデメリット等について説明します。

All About ポイント・マイル ガイド 菊地 崇仁さんにコメントをいただきました。

楽天カードは年会費無料であり、家族カードではなく新規で発行しても維持費は変わらないため、楽天カードの家族カードを発行するのはあまりおすすめではありません。

家族カードではなく本会員カードとして発行し、利用実績を積むことで、クレジットヒストリーも積み上がり、今後別のクレジットカードを発行する際に有利になるメリットもあります。

※記事に記載の情報は2021年6月2日時点のものです。

<目次>

そもそも家族カードとは

まずクレジットカードにおける家族カードの説明をします。

家族カードとは、本会員に紐づいた子カードのことをいいます。

本会員の家族が申し込むことが可能であり、本会員と同じような特典を利用することができます。

例えば海外旅行保険や優待割引サービスなど、お得な特典を家族で利用することが可能である場合があります。家族カードがあれば、家族旅行の際に役立つでしょう。
 

対象範囲について

家族カードの対象となる家族の範囲は、カードによっても異なります。主に、以下のような方が対象となることが多いです。
  • 本会員と生計を同じくしている配偶者、親
  • 本会員と生計を同じくしている18歳以上の子供(高校生を除く)
家族であっても、生計を同じくしていない場合には家族カードを持つことができないこともあります。また、18歳未満の子供も基本的に対象外となります。
 

審査について

家族カードは通常のクレジットカードと違い、本会員の信用でカードを発行するため、審査の必要がありません。

そのため、収入のない学生や専業主婦でもカードを作ることができます。

本会員がゴールドカードであれば、家族カードも同じグレードのカードが発行されます(※例外もあります)。

豪華な特典が家族もお得に利用できるようになるので、賢く活用しましょう。
 

楽天カードにおける本カードとの違い

楽天カードにおける、本カードと家族カードの違いについて解説します。
 

違い1. 引き落とし口座は本会員にまとめられる

家族カードの支払い分は、本会員の口座にまとめて請求されます。

そのため、請求書で1カ月間の利用額を一覧で確認できるメリットがあります。無駄遣いにも気づくことができる上に、家計の管理が楽になるでしょう。

また、楽天カードアプリを使えば、カテゴリーに分けて表示することも可能です。家計簿をつける時間のない方でも気軽に出費が確認できます。
 

違い2. 国際ブランドは選べない

楽天カードは、さまざまな国際ブランドから好きなものを選ぶことができます。

しかし、家族カードの場合には、自動的に本会員と同じ国際ブランドが適用されます。希望の国際ブランドがあっても変更ができないため、希望の国際ブランドのカードを作りたい場合は本会員として申し込みをする必要があります。

カードの券面デザインも、家族カードは本会員と同一のものになるため、注意が必要です。

楽天は選べる券面デザインが豊富である点も魅力のひとつとなっているため、デザインにこだわりたい方は本カードを申し込みましょう。

2021年2月現在は、以下のようなデザインがあります。なお、デザインによっては発行できる国際ブランドが決まっている場合があります。
  • 通常デザイン
  • お買いものパンダデザイン
  • FCバルセロナエンブレムデザイン
  • FCバルセロナプレイヤーデザイン
  • ミニーマウスデザイン
  • ミッキーマウスデザイン
  • 楽天イーグルスデザイン
  • YOSHIKIデザイン
  • ヴィッセル神戸デザイン
  • イニエスタデザイン

違い3. ETCカードは持つことができない

通常、クレジットカードには1枚につき1枚のETCカードを紐づける形で持つことができます。

しかし、家族カードでは、ETCカードを持つことができません。車を家族で複数台所有している場合には、他社カードでETCカードを申し込むか本会員として楽天カードを発行する必要があります。

楽天Edyなどの電子マネーは、家族カードであっても搭載することが可能です。

電子マネーは、チャージでポイントが貯まる、クレジットカード非対応の店舗でもスマートに支払いができる、などのメリットがあります。
 

楽天カードの家族カードを持つ4つのメリット

楽天カードで家族カードを持つメリットについて、詳しく解説します。
  • 年会費無料で持つことができる
  • ポイントが共有できる
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)が利用できる
  • 特典が利用できる

メリット1. 年会費無料で持つことができる

通常、家族カードは、本会員と比べて年会費が格安もしくは無料であることが多く、楽天カードの家族カードについても年会費は無料です。

最高2000万円の海外旅行保険やポイント還元などといった特典が、本会員と同様に受けられることを考えると、お得であると言えるでしょう。

さらに、楽天カードなら、家族カードを年会費無料で5枚まで持つことができます。

3枚までなど枚数制限があるカードも多い中、楽天カードは家族みんなで持つことのできるお得なカードであると言えるでしょう。

維持費をかけずに家族で特典が利用できる点は、大きなメリットです。

ただし、楽天カードにおいては、本会員の年会費も無料です。

そのため、本会員であっても家族カードであっても、あまり大差はありません。ワンランク上の楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは、年会費について家族カードの方が格安であるため、よりお得感があります。
 

メリット2. ポイントが共有できる

楽天カードは、本会員と家族カードでポイントを共有できます。
※キャンペーンで獲得した期間限定ポイントなどは共有できません。

通常、別々のクレジットカードを作った場合には、ポイントの共有ができません。

協力してポイントを貯めることができるので、スピーディーにポイントが貯まるでしょう。

貯まったポイントは楽天ポイント加盟店で1ポイント1円として支払いに利用できる他、楽天市場の買い物でも利用することができます。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)などを活用して、効率的にポイントを貯めましょう。
 

メリット3. SPU(スーパーポイントアッププログラム)が利用できる

楽天は、条件を達成することで楽天市場での買い物がポイントアップするプログラムを用意しています。

家族カードであっても、本会員と同じように利用することが可能なので、お得に利用できます。

事前エントリーは不要で、対象サービスを利用するほどポイントアップする仕組みで、最大16倍まで還元率がアップします。

主な対象サービスと達成条件は、以下の通りです。
SPU_rakuten

 

達成条件は、どれもクリアしやすいものばかりです。

楽天サービスを利用するほどお得になるので、この機会に携帯なども楽天にまとめることをおすすめします。
 

メリット4. 特典が利用できる

楽天カードは、本会員と同様の特典を家族カードでも利用できます。

まずは、先ほど紹介した最高2000万円の海外旅行保険の補償内容を紹介します。
補償内容
楽天カードの海外旅行保険は、以下の料金をカードで支払うことで適用される、利用付帯です。
  • 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金
  • 渡航先までの航空券
  • 目的地までの乗継便の航空券
適用対象となるのは出国前の決済に限られ、出国後の決済は対象外です。出国前の決済であれば、一部の支払いであっても適用されます。

また、以下のような支払いは利用付帯の対象外となるため、注意が必要です。
  • 海外出発前に空港近くに宿泊した料金
  • 海外のホテル宿泊料金
  • 空港利用税の決済
海外短期留学の場合には、上記の利用付帯条件を満たせば、出国から3カ月後まで保険は適用されます。

期間は帰国の度にリセットされるため、何度でも利用することが可能です。

より手厚い補償を求める場合には、年会費はかかりますが、楽天プレミアムカードがおすすめです。

他にも、以下のような特典が用意されています。
  •  ハワイ・ワイキキの楽天会員専用ラウンジサービス
  •  海外レンタカー優待
  •  手荷物宅配優待
  •  ネット不正あんしん制度
  •  商品未到着あんしん制度
  •  カードの紛失・盗難24時間365日対応
維持費をかけずに家族で上記の特典が利用できるので、お得です。特典をうまく活用して、旅行やショッピングをより快適なものにしましょう。
 

楽天カードの家族カードを持つ4つのデメリット

メリットについて理解したところで、楽天カードの家族カードを持つデメリットについても解説します。

メリット・デメリットをよく理解しておけば安心です。
  • 本会員が解約すると家族カードも自動的に解約になる
  • 利用限度額は本会員のものを共有する
  • クレジットヒストリーが育たない
  • プライバシーが守られない

デメリット1. 本会員が解約すると家族カードも自動的に解約になる

家族カードは、本会員のカードに紐づけられているため、本会員がカードを解約すると、自動的に解約されます。

解約後もクレジットカードを使いたい場合には、改めて本会員として申し込みをする必要があります。

また、本会員が何度も滞納するなど、支払い状況が悪化した場合、カードが利用停止になることがあります。利用停止になった場合にも、家族カードは利用できなくなるので、注意してください。
 

デメリット2. 利用限度額は本会員のものを共有する

家族カードは、本会員の利用上限金額内しか利用することができません。例えば、利用上限金額が100万円であった場合、本会員が80万円利用すると、家族カードは20万円までしか利用できません。

複数家族カードを作っていた場合、誰かが高額な買い物をすれば、他の人が利用できなくなってしまいます。利用上限金額が少ないと感じた場合には、増額申請をして上限金額を増やすことがおすすめです。
 

デメリット3. クレジットヒストリーが育たない

クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用実績のことを言います。通常、クレジットカードの利用実績は、CICなどの個人信用情報機関に一定期間記録されます。

ローンを組む際、カード会社は個人信用情報機関に問い合わせて、利用実績を確認します。

滞納がなく返済能力があると認められれば、審査に通ることができる仕組みです。

家族カードの利用実績については、個人信用情報機関に記録されません。そのため、カードを毎月使っていたとしても、記録に残らず、ローンを組んだ実績がないと判断されてしまう可能性があります。

他のクレジットカードを持っている場合や、ローンを返済中の方は問題ありませんが、家族カードしか持っていないという方は、注意が必要です。将来ローンを組む時のためにも、本会員として入会することも検討してみてください。
 

デメリット4. プライバシーが守られない

家族カードの支払い分は本会員の口座から引き落とされ、請求書も1つにまとめられることは、先ほども解説しました。上記の仕組みは便利である一方で、プライバシーが守られないデメリットにもなりえます。

誰がいつどこでいくら支払いったかが全てわかってしまうのです。カードの使用履歴を見られたくないという方は、家族カードはおすすめできません。
 

楽天カードの家族カードの作り方

楽天カードの家族カードの作り方について、詳しく解説します。家族カードは審査が不要なので、通常のカードと比べて、申し込みから発行まではスムーズです。
 

手順1. 楽天e-NAVIログイン後、必要事項を入力する

家族カードの作り方

出典:楽天カード公式HP

楽天e-NAVIにIDとパスワードを入力してログインします。その後、入力画面に従って、情報を入力していきます。

主な入力事項は、以下の通りです。
  • 氏名(漢字・ひらがな・ローマ字)
  • 性別
  • 続柄
  • 生年月日
  • Edy機能の付帯の有無
  • 暗証番号
  • 会員メールアドレス(必要な場合のみ)
暗証番号は、決済時に使用する4桁の数字です。他人にばれることのないように、単純な数字の羅列や誕生日などは避けましょう。
 

手順2. 同意するにチェックを入れて申し込み完了をタップ

同意する

出典:楽天カード公式HP

記入した内容に間違いがなければ、同意するにチェックを入れて申し込み完了をタップします。入力完了後の修正には手間がかかってしまうため、間違いのないように慎重に入力しましょう。
 

手順3. 約10日間で本会員の自宅に郵送で届く

家族カードは審査が不要なので、申し込みが完了次第、10日程度で本会員の登録住所に郵送で届きます。

カードが届いたら通常のクレジットカードと同じように利用することができます。名前表記に間違いがないかどうか、しっかりと確認しましょう。
 

まとめ:メリット・デメリットを理解した上で、本カードか家族カードを選ぼう

楽天カードの家族カードは、特典が年会費無料で利用できる、お得なカードであることが分かりました。最高2000万円の海外旅行保険、ハワイ・ワイキキの楽天会員専用ラウンジサービスなど、旅行に役立つさまざまな特典が用意されています。

引き落としは本会員にまとめられるので、家計の管理も簡単です。家族カードは5枚まで持つことができるので、家族みんなで協力してポイントを貯めましょう。

一方で、利用上限金額の範囲内でしか利用できない、プライバシーが守られないなどのデメリットもあります。メリット・デメリットをよく理解した上で、本会員か家族カードかを選びましょう。

以上、楽天カードの家族カードについてでした。

※参考:楽天カード公式HP

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