銀行・郵便局/銀行ATM・コンビニATMの活用術

結局あってないようなもの? 口座維持手数料(2ページ目)

数年前、サービスの差別化を狙って導入された口座維持手数料付きの新型口座。現在は、ほとんどの銀行が口座維持手数料は無料になりました。手数料がかかる銀行も一定の条件を満たせば無料で利用できるようになっています。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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 シティバンク銀行の口座維持手数料は月額2100円(消費税含む)

銀行の口座維持手数料

口座維持手数料を無料にした上で、メリットを使いこなす。

 
シティバンク銀行も以前から口座維持手数料が必要です。なんと月額2100円ですから、かなり高額! 

シティバンク銀行に口座を開設するには、支店、電話、郵送、インターネットといった方法がありますが、初めて開設した口座がeセービング(インターネットで開設する円普通預金口座)なら、口座維持手数料は無料です。eセービング口座も、口座開設後は通常の円普通預金口座と同様に支店や出張所で取引ができます。

一方、支店や電話、郵送での口座開設の場合は、月間平均総取引残高によって口座維持手数料がかかるかどうかが決まります。次のいずれかひとつを満たせば、口座維持手数料は無料になります。
  • 前月の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上
  • 前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上
  • 前月末時点で住宅ローンの借入がある
  • 前月のカードローンの月間平均借入残高が4円以上など
前月の月間平均総取引残高が50万円以上なら口座維持手数料が無料ですが、さらに100万円以上であれば、都市銀行・地方銀行のATMでの引き出し、ゆうちょ銀行・セブン銀行での預入れ・引き出しの手数料が実質無料になります。他行宛の振込手数料は金額にかかわらず160円と割安です。

シティバンク銀行は外貨サービスが充実

シティバンク銀行は、外貨預金や仕組預金(為替オプション付仕組預金)、外貨建ての投資信託などを取り扱っていて、外貨送金も便利に利用できます。

グローバルなネットワークを持っているので、日常的な取引はもちろん、資産形成を重視したい人、海外によく行く人は便利に利用できます。


口座維持手数料がかかる口座は、自分がその銀行でどんな取引を行いたいか、手数料が無料になる条件を満たせるか、口座のメリットを使いこなせるかをよく検討した上で開設するのがポイントです。

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