よく会う投資家のパターン
投資の天才バフェットは株価をこう表現した。「短期的には人気投票だが、長期的には企業価値を反映する」と。 |
すでに投資をしているベテランたちの中にも、こんなに面白いパターンがあるのです。
●相場師タイプ:自分の勘と運を信じ、ハイリスクハイリターン投資を好む。しかし、自分が思うほどには結果は良くなく、生涯成績をつけるのが実は怖い。客観的にはギャンブルに近い投機家。短波のラジオが手放せない。
●情報通タイプ:自分で勉強し、他人に勝つことに執着する。常に平均の裏を掻こうとするので、投資スタイルは閉鎖的で、人に話すと儲けを奪われると感じるときもある。自分の失敗を人に相談できないところが一番の問題。
●看板信仰タイプ:N証券や、T銀行などのビッグネームが大好きで、自分がひいきにすることで、大企業も自分を特別視してくれると思い込む。しかし、結構食い物にされているが、愛着心の方が強い。強烈な片思い。
●神経質タイプ:理知的なので投資の必要性はよく理解しているが、小さな損失が気になるのでローリスク商品しか納得できない。しかし、その反動で開き直ったハイリスク投資もしてしまい、資産バランスを崩している。
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合理的な投資家になるためには、過去の正確なデータと客観的な分析、感情やバイアスのかからない謙虚な予測が必要なのです。合理的な投資をやってみると、これは快適!他人や相場との勝負ではなく、自分の内面のコントロールすれば、煩悩のが消えて、希望と好奇心が沸いてきます。