PER株価収益率<15
株価のもっともオーソドックスな指標といえば、PER(株価収益率)です。企業の年間利益(一株当たり)の何倍の値がついているかを表す数字ですが、PERが小さければ割安、大きければ割高と考えられます。
日本のバブル期には90倍なんてすっごい株高を記録したこともありますが、近年は20倍から40倍の間を上下するように落ち着いてきました(日経平均PER、月末値)。
アメリカではより効率的な市場が実現していますから、PERの動きは10~25倍と日本よりの狭い範囲の中を動いています。
このPERが極端に小さな数字になったときには、株価が下がりきった!十分に魅力的な株価に戻った!と判断されれ、市況は反転します。2008年の日米の市場平均PERは、ともに14倍前後を行ったり来たりという水準で推移しています。
株式のお買い得度を測る第二の指標は次のページで!