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株価は歴史的な割安水準!?(2ページ目)

日経平均は2007年8月から30%以上下落しました。株価の水準を示すいくつかの指標で見ても、日本だけでなく世界の株価は歴史的な割安水準となっています。すなわち、チャンスはだれにも平等にあるということ!

北川 邦弘

北川 邦弘

はじめての資産運用 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

ファイナンシャルDr.が、誰にでもできる普遍的なお金の殖やし方と心豊かに生き抜く戦略を伝授します。

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PER株価収益率<15


株価のもっともオーソドックスな指標といえば、PER(株価収益率)です。企業の年間利益(一株当たり)の何倍の値がついているかを表す数字ですが、PERが小さければ割安、大きければ割高と考えられます。

日本のバブル期には90倍なんてすっごい株高を記録したこともありますが、近年は20倍から40倍の間を上下するように落ち着いてきました(日経平均PER、月末値)。
 
アメリカではより効率的な市場が実現していますから、PERの動きは10~25倍と日本よりの狭い範囲の中を動いています。

このPERが極端に小さな数字になったときには、株価が下がりきった!十分に魅力的な株価に戻った!と判断されれ、市況は反転します。2008年の日米の市場平均PERは、ともに14倍前後を行ったり来たりという水準で推移しています。

株式のお買い得度を測る第二の指標は次のページで
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