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【私はこうやった!ペイオフ対策実例集】 自分の未来を守るペイオフ対策!

住宅購入資金や老後のための準備資産を金融機関の破綻で失うことのないように、今でもできる簡単な対策4つをズバリ伝授! 潰れる金融機関を見分けられるなんて思う前に、確実にやれることは?

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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ペイオフ完全解禁を前に決済性預金などの話題がにわかにのぼり始めました。でもよくみるとペイオフでは保護されるけど、無利子の預金だなんて「???」と思ってしまうのが正直なところです。

今回は「将来設計を守るペイオフ対策 5カ条!」として、簡単に、誰でもできるペイオフ対策を考えてみます。ポイントは「自分の目利きや金融機関の情報開示を信じる前に、当たり前のできることをやっておこう!」です。

キーポイント
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1:破綻=全財産封鎖にならないように、口座や取引を分散させよう!
2:財形や401kの資産の保護は後回し!?
3:投資信託やMMFの活用を考えよう
4:金融機関を信用しない、でも破綻リスクは分からないと思おう!
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1:破綻=全財産封鎖にならないように、口座や取引を分散させよう!

ペイオフで怖いのは何でしょう? 1,000万円以上の預金が保護されない(かもしれない)こと? いやいや、本当に怖いのは、そんなことではありません。それより怖いのは、破綻した銀行にあった口座は封鎖され、すぐに払い出しができなくなることです。

60万円までは、仮払金として引き出しできるしくみになっていますが、そのときは銀行は行列になること間違いなしです。また、処理が落ち着くまでは追加の引き下ろしはできない可能性が大! そうなると、生活費の工面の問題でトラブルが起きる可能性が高いといえます。次の給料日までがんばれば、その日暮らしはできそうですが危険なことこのうえありません。

まず、口座を2つの銀行にもってください。同じ銀行の違った支店に2つの口座、ではダメです。この場合、一つの銀行の破綻には対応できませんし、結局のところ二つの口座の残高は合算されてペイオフ処理されます。
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