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お金と人生を考える本ベスト5!(3ページ目)

これからの人生とお金のことを考えるために読んでおきたい本ベスト5を考えてみました。単なる運用ゴシップ本ではなく、本当にあなたの人生と運用を支えてくれる役立つ本を200冊以上から選定!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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3位■内藤忍の資産設計塾/実践編

男性
内藤忍の資産設計塾
実際に金融機関に勤める著者が、金融機関の立場から具体的な金融商品の使い分けも含めて運用を考えるアドバイスをしている書籍です。銀行や証券会社などで普通に購入することのできるリスク商品のほとんどについてメリットやデメリットを含めて紹介していますので、実際に販売されている金融商品全般の基礎知識をつけるために非常に有効な本でしょう。

また、本書では「アセットアロケーション」の重要性を訴えていることも注目です。運用の成績を高めるためには売り買いのタイミングや銘柄選択が重要だとよくいわれます。しかし実際には運用成績の80%以上はアセットアロケーション(資産配分)に左右されるといわれています。またリスクをコントロールするためにもアセットアロケーションは重要です。その基礎を学ぶことができます。

ただし、どうしても「○○なら△△を購入」といった形で個別の商品に関連づけている点がセールス的にも感じられて気になってしまいます。同種の商品はたくさんありますので必ずしもその商品を買わなくてもいい、ということだけは注意しながら読んでいきましょう。

(→Amazonでの購入はこちらから/実践編はこちら

2位■お金をふやす本当の常識~シンプルで正しい30のルール

男性
お金をふやす本当の常識~シンプルで正しい30のルール
同姓ですがまったくの他人である山崎元氏の著書です(師匠と弟子の関係ではありますが親戚ではありません)。少し前までは「お金が増えるシンプルな考え方」という単行本でしたが、現在は文庫本として簡単に入手できるようになっていますのでお薦めです。

資産運用のイロハについてやさしく教えてくれる本はあまりありません。あっても「やさしく」に気を取られて不正確なことを述べている本もたくさんあります。この本はイロハを学びたい人も、ある程度運用を経験した人にとっても、正しく運用について知識を学べる書籍になっています。特に金融機関の都合のよい部分なども正直に書いてある点は参考になるでしょう。

「ルール1:分からない運用商品には手を出さない!」「ルール2:初心者向けの金融商品などない!」の2を立ち読みしてみて「なるほど」と思った人はぜひ最後まで読んでみてください。きっとあなたの運用スタンスを一生支えてくれるはずです。

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