3位■内藤忍の資産設計塾/実践編
内藤忍の資産設計塾 |
また、本書では「アセットアロケーション」の重要性を訴えていることも注目です。運用の成績を高めるためには売り買いのタイミングや銘柄選択が重要だとよくいわれます。しかし実際には運用成績の80%以上はアセットアロケーション(資産配分)に左右されるといわれています。またリスクをコントロールするためにもアセットアロケーションは重要です。その基礎を学ぶことができます。
ただし、どうしても「○○なら△△を購入」といった形で個別の商品に関連づけている点がセールス的にも感じられて気になってしまいます。同種の商品はたくさんありますので必ずしもその商品を買わなくてもいい、ということだけは注意しながら読んでいきましょう。
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2位■お金をふやす本当の常識~シンプルで正しい30のルール
お金をふやす本当の常識~シンプルで正しい30のルール |
資産運用のイロハについてやさしく教えてくれる本はあまりありません。あっても「やさしく」に気を取られて不正確なことを述べている本もたくさんあります。この本はイロハを学びたい人も、ある程度運用を経験した人にとっても、正しく運用について知識を学べる書籍になっています。特に金融機関の都合のよい部分なども正直に書いてある点は参考になるでしょう。
「ルール1:分からない運用商品には手を出さない!」「ルール2:初心者向けの金融商品などない!」の2を立ち読みしてみて「なるほど」と思った人はぜひ最後まで読んでみてください。きっとあなたの運用スタンスを一生支えてくれるはずです。
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