人はなぜうまい話にだまされるのか?

うまい話にはすぐに飛びつくのではなく、一旦立ち止まろう
豊田商事オレンジ共済八葉物流といった、有名な投資詐欺事件を覚えている人は多いでしょう。ものすごい高利回りをうたって一般市民からお金を集め、最後にはドロンする業者は今でも存在します。そして、相変わらずそんなうまい投資話に騙される人は後を絶ちません。

いつの時代にも、どこの国でも、人を騙して儲けようとする人はいます。どんなに法律を整備しても、取り締まりや罰則を強化しても、そんな輩がいなくなることはありません。もちろん騙す方が圧倒的に悪いのですが、私たちはそうした悪い人たちから自分で自分を守らなければなりません。

騙されるのはどんな人?

では、どんな人が騙されるのでしょうか。それは、利回りの高さに舞い上がって冷静さを欠き、自分で調べたり考えたりすることを怠ってしまった人です。

冷静に考えればわかる話でも、1年で2倍になりますよ、と言われると欲に目がくらみ、舞い上がってしまうのです。うまい話を聞いたときには、自分が儲かっている姿を夢見て、その話を信じたくなってしまうのです。

楽して儲けたいという心理が人間にある以上、こうした話に惹かれるのは仕方がありませんが、実際にその話にのるかというと、また別問題です。脅迫まがいで買わされたのならまだしも、最終的には自分の判断でお金を払ったわけですから、本来は自己責任と言われても仕方ありません。

年老いた老人がよく騙されるのも、その話の本質を捉え、考えようとするのが面倒になってしまうからです。知的体力が乏しいと、すぐに思考停止状態になり、「そうなんですか~」と安易に納得してしまうのです。

しかし、1億円を目指す私たちは、その話が本当なのか、何か他の前提が隠されてはいないか、あるいは騙されているのかを見極める眼を持たなければなりません。でなければ、一時的にお金持ちになったとしても、それを保ち続けることはできないでしょう。

では、どうやって見極めればいいのでしょうか? →次ページへ