大切なのは業者と担当者選び
そんな商品先物取引ですが、最も重要なのは商品先物会社の担当者選びです。法整備によりかつての悪徳業者が淘汰されつつあるとはいえ、まだまだ顧客の儲けを無視した営業手法をとる業者も数多くいます。私が今まで興味がありながら、手を出していなかったのは、なかなか良い担当者(営業マン)に巡り会えなかったという面がありました。しかし今回出会った担当者は、非常に明快な相場の考え方を持っていたことと、顧客への推奨スタンスが私好みだったため、彼と一緒に取引してみようと決めたのです。実際、その彼は非常にきめ細かくアドバイスをくれるため、私は彼の助言を材料にリスクとリターンのバランスを考え意志決定するのみです。
私たちは本業を持っているため、常に相場をウオッチし続けることは難しい。でも、彼らは自分たちの代わりにそれをやってくれている。以前、「レバレッジ」についての考え方を書きましたが、プロの業者と組むことも、「レバレッジ」を活用した方法と言えます。
もちろん投資は自己責任ですから、営業マンが何と言おうと、全ての責任は自分自身。商品先物を始めとするハイリスク・ハイリターン投資とは、自己責任を飲み込める「大人」向けの投資対象ですから、損失を他人のせいにする「子供」は手を出してはいけません。
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