資産運用/資産運用をするときの鉄則

好機を逃さない「運」に必要なもの(2ページ目)

「運」は勝手にやってくるものではなく、自分で掴みにいくもの。ではどうすれば運を味方につけられるのでしょうか。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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自分を信じるということ

たとえば、松坂大輔選手がメジャーリーグに行くことができたのは、運が良かったからでしょうか。彼はレッドソックスへの入団が決まったときのインタビューで、こう答えていました。「夢という言葉は好きではない。夢は見るものでかなわぬもの。ここで投げられると信じてきたから、ここに来られた」

強く信じる想いが努力を促し、その努力が運を引き寄せたのだと思います。「絶対に合格する」「絶対にタイムをあと1秒縮める」そんな自分の成長を信じられるからこそ、努力をいとわないのだと思います。

私も自分の成長を信じています。だからこそ、本代で月5万円以上使っても、経営者との会食で10万円以上使ってももったいないとは思わないし、事業で1千万円以上使って損失になってもへこたれないのです。


人間的魅力が運を引き寄せる

私にとっての「運」とは、人がもたらしてくれるようです。今までも自分の転換点は、人との出会いが大きく作用してきました。

最近、「自分の人生を大切にする」という言葉は、「人生の中でめぐり会った人を大切にする」、ということと同義ではないかと思うようになりました。自分を甘やかし、自分だけを大切にしてかわいがっても、周囲の人から疎まれ誰も相手にしてくれなかったら、そんな悲しいことはありません。

自分が相手を嫌うと、ほぼ100%相手からも嫌われますが、自分が相手を好きになると、かなり高い確率で相手も自分のことを好きになってくれます。自分のことを好きになってくれる人たちに囲まれた人生って、とても素晴らしいことだと思います。だから、出会った相手を大切にするということは、自分の人生を大切にするということなのだと思うのです。

そこでたとえば、悪いことが起これば「自分の責任です」と言い、いいことが起これば「みなさんのおかげです」と言える心の余裕を持つことも必要なのではないでしょうか。


選択を変えれば運気も変わる

私たちの人生は選択の連続です。例えばどの学校に行くか、どの会社に勤めるか、恋人や配偶者を選ぶといった大きな選択から、通勤経路や何を食べるかといったことまで、私たちは日々「選択する」という行為を行っています。

そしてその選択はほぼ、自分の自由です。つまり今の自分の姿は、自分が選んできたことの結果に他なりません。であれば、その「選択」をちょっと変えるだけで、自分の人生も変わるかもしれないということです。

たとえば、今の恋人(あるいは奥様、旦那様)と出会ったきっかけは何だったでしょうか。もしそこに出かけなければ、もしあの時声をかけなければ、その出会いはなかったかもしれません。

「いつもの自分ならコレを選ぶけど、今回はあえてコッチを選んでみよう」という意識が、今までとは違った結論を自分にもたらしてくれるでしょう。
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