台北・台北近郊(3ページ目)

猫空で茶芸館を楽しむ！

台北からMRTとバスで行くお茶の郷、猫空（マオコン）。猫空に着いたら、台湾茶を飲みながらのんびりできる茶芸館（中国茶カフェ）へ向かいましょう。この辺りには沢山の茶芸館があるので、殆どの人がこのお茶目当てでやってきます。心地よい風が吹く茶芸館で飲む台湾茶は格別。地元の人は家族や友達同士で楽しいひと時を過ごします。

なかでもおすすめ茶芸館は縁續縁景観茶坊。屋外のテーブル席もありますが、屋内のほうが個室になっていて落ち着きます。

猫空へのアクセス

山の上にある猫空へはMRTが運行するフランス製のゴンドラで行くのが最も手軽。2008年の台風で一時休業していたゴンドラは2010年に運転を再開しています。MRT動物園駅から猫空までは大人50台湾元（約140円）です。最近は足元が透明なクリスタル車両が人気を呼んでいます。

• 猫空ゴンドラ公式サイト

ただしゴンドラは毎週月曜日が定休日なので、月曜日に行くならMRTで萬芳社區駅へ行き、そこからバスでアクセス。MRT木棚線・萬芳社區駅からミニバス小10（S10）に乗り、猫空で下車。20～30分毎に運行、15台湾元（約45円）。台北の市街地から動物園行きのバスも運行していますが、時間がかかるのでおすすめできません。または萬芳社區駅からタクシーに乗るという方法も。萬芳社區駅から猫空まで運賃は170台湾元（510円）前後です。タクシーで帰る時は茶芸館でタクシーを呼んでもらいましょう。

＜DATA＞
■縁續縁景観茶坊
住所：台北市指南路三段38巷16-2號2樓
TEL：(02)2936-7089
営業時間：10:00～21:00
定休日：月曜

新竹で絶品ビーフンに出会う

新竹（シンジュウ）は冬の季節風がとりわけ強く、昔から「新竹風、基隆雨（新竹の風、基隆の雨）」と言われるほど。その風を利用して作る米粉（ビーフン）の産地として有名です。まずは新竹グルメを楽しむべく、城隍廟（中山路75號）というお寺に向かいましょう。このあたりは週末、沢山の人で賑わいます。

城隍廟の脇にある屋台街は午前中から営業

新竹名物のビーフン料理を食べるなら創業100年の老舗、阿城號へ。台湾でも現在では機械で作られたビーフンが大半を占めるなかで、ここでは手作業で作られたビーフンを使っているのが特徴。ビーフンをもやしと炒めて、滷肉汁と呼ばれるタレをかけた炒米粉は、日本で食べるビーフンと違い、キュッキュッとした歯ごたえでとっても美味しい！ 合わせて食べたいのが鄭家魚丸燕圓の魚団子スープ。こちらも100年続いている老舗です。さらに、屋台街の入口左手、道路沿いにお店を出している人気店、郭家潤餅で台湾クレープ巻の潤餅をほおばるのが現地流。

お土産はかさばりますが乾燥ビーフンか、または屋台街近くの新復珍餅店で竹塹餅という月餅に似た中華菓子を買うのもおすすめ。

新竹へのアクセス

台北から高速鉄道 (高鐵)で34分、290台湾元（約870円）。高鐵新竹駅から市街地へは無料シャトルバスが運行、所要時間約30分。タクシーなら300台湾元くらい。台湾鉄道(台鐵)ならば自強號（特急）で約1時間、198台湾元。台鉄新竹駅から城隍廟までは徒歩圏内。長距離バスなら国光客運バスで約90分、130台湾元。

＜DATA＞
■阿城號米粉
住所：新竹市中山路75號
営業時間：6:50～21:00　
定休日：毎月第4火曜日

■鄭家魚丸燕圓
住所：新竹市中山路75號
営業時間：7:00～23:00　

■郭家潤餅
住所：新竹市中山路75號
営業時間：9:00～22:00

■新復珍餅店
住所：新竹市北門街6號
営業時間：8:00～22:30