イギリス国内の交通
都市部は交通機関が充実。ロンドン名物のブラック・キャブは安心で頼れる存在です ©Britainonview / Damir Fabijanic |
コッツウォルズや湖水地方など田舎の村を回るなら、レンタカーがおすすめです。日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、運転は比較的容易なはず。ただし都市部では一方通行が多く、ラウンドアバウト(ロータリー)の出入りに慣れるのには、多少時間がかかるかもしれません。
イギリスの治安
人通りの多い場所ではスリや置き引きに注意! 混み合うカフェや駅、レストランなどのテラス席も要注意 |
夜間の治安も、夜11時ごろまでの人通りの多い繁華街なら、比較的安全です。ただし、人通りの少ない場所や怪しげな雰囲気の場所は、避けた方が無難です。普段、日本で行かないような場所、しないような事は、海外でも避けること。
また、確率は低いですが、テロが起きるの可能性もゼロではありません。出発前には外務省の海外安全情報ページで最新の状況を確認しましょう。
イギリスでのチップの習慣
日本人には慣れない、チップの習慣ですが、難しく考えることはありません。荷物を持ってもらったり、料理を運んでもらったり、という各種サービスに対する「心付け」なので、まさに、あなたの「キモチ」を渡せばいいのです。チップの目安は、タクシーやレストランなら請求料金の10%前後。ホテルのポーターには荷物一つにつき1ポンド、ベッドメイキングに対しても、一日あたり1ポンドが目安です。
レストランでは、お勘定の際にすでに10%~12.5%のチップを自動的に上乗せして請求されることが増えてきました。お勘定をもらったときに「gratuities」 「service chaege」などの単語の横に小計(subtotal)の10%~12.5%程度が加算されていればチップも支払ったことになるので、追加で置く必要はありません。
イギリスのタバコとお酒のルールについて
タバコのルールに違反すると、50ポンドの罰金が科されます |
2007年7月以来、イギリスでは公共の屋内は全面的に禁煙です。喫煙は、屋外に設けられた喫煙所で。原則として、駅のプラットフォームやバス停も禁煙です。もちろん個人宅やホテルの客室(喫煙)ではタバコはOKです。歩きタバコについては今のところ規制はありませんが、吸い殻はきちんと吸い殻入れへ。
■お酒は18歳から
日本人は年齢よりも若く見られることが多いので、お酒を買うときやバーの入店時に、身分証明書の提出を求められることがあります。もし手元に身分証明書がない場合、「自分はそんな子供じゃない! 失礼な!」なんて怒ってしまうと逆効果。「そんなに若く見えるなんて、うれし~い!」と余裕を見せたほうが、うまくいきますよ。
若くみられがちな人は、面倒を避けるためにも、あらかじめパスポートのコピーなど、生年月日がすぐにわかる身分証明書を持っているとスムースです。