これは、iPhoneがSafariやメールを使わない状況でも、見えない部分でインターネットにアクセスするためだ。
どうやら、これは、App Storeのアップデート確認などが勝手に動作しているのが原因と思われる。しかもiPhoneにアプリケーションを多く入れているほど多くの通信が必要になるためか、「携帯電話ネットワークデータ」の受信が0バイトから1MB近くに突然変わることもあった。
いくら上限が5,985円で、それ以上かからないといっても、さすがにこれは気持ちが悪い。できれば、全く使わない月は最低の1,029円に抑えたいところ。
というわけで、ここでは通信料を抑える方法いくつか考えてみよう。
※2009年7月7日補足:この記事の方法を適用した状態でOSをアップグレードした場合は、設定を削除してからやり直してください。
機能制限を使って、不必要な通信が発生しないようにする
パケット通信を行わないようにする方法として、いちばん手早くできるのは、「機内モード」をオンにすることだ。しかしこれでは、電話も出来なくなってしまうため、あまり現実的ではない。そこで「機能制限」である。
対象の機能を使用できなくするには、スイッチをオフにする |
iPhone の設定 - 一般 から設定できる機能制限を使えば、「Safari」「YouTube」「iTunes」「インストール(App Store)※」「カメラ」を使用しないように制限できる。特に「Safari」をオフにすれば、ゲームソフトなどから意図せず作者のホームページに飛ばされることもなくなるので、かなりパケット通信を抑えることができるだろう。
※「インストール」をオフにすると、Mac/PCのiTunesからアプリケーションが追加/削除できなくなるので注意!
ソフトウェアのほとんどにホームページへジャンプするボタンがあるが、機能制限をしておけば、そういったアクセスによるパケットも発生しなくなる |
だが、これでも無線LAN環境で「Safari」が使えなくなってしまう。なんとかパケット通信だけを止められないだろうか?