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ガイドが選ぶ2006年の5大Macニュース(2ページ目)

2006年はIntel Macに始まり、Intel Macに終わる年でした。そんなMacに関するニュースの中から、ガイドがもっとも印象深いと思ったものを5つ紹介しましょう。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド

 

第1位『Boot Campの登場』

そして、今年最大のニュースは、なんといっても、Mac上でWindowsが動作する正式なソリューション『Boot Camp(ブートキャンプ)』の登場でしょう。
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Boot Campは現在はパブリックベータのソフトウェアであり、動作保証されるものではありません。Mac OS Xの次期バージョン“Leopard”に標準で搭載される予定です。

Boot Campの最新バージョンではトラックパッドの2本指によるスクロールや、日本語キーボードも刻印通り正しく機能するように改善されていますから、キーボードマップを変更するオンラインソフトを導入しなくても全く問題のない状態になりました。(ノートブックでDelキーに該当する操作をするには、fnキー+deleteキーを同時に押します)

Appleがこういったソリューションを提供したことで、AppleはMac OS Xを見捨ててしまうのではないか?と心配していましたが、実際にはそのようなことは全くありません。Appleにとって、Mac OS Xこそが、イノベーションの中心であり、2007年には新しいバージョンのMac OS X Leopard(レパード)も登場します。

わたしも、MacBookを所有しており、WindowsXPもインストールしていますが、普段使用するOSはやはりMac OS X。
MacでMac OS XとWindowsの両方が動作するようになって、改めてMac OS Xの良さがわかったような気もします。

逆に、いままでWindowsを使っていたユーザがWindowsを使う目的でMacを購入しても全然OK。
価格面でも、MacBookであれば Intel Core 2 Duo 1.83GHzモデルで139,800円からと、価格.comで Core 2 Duo 搭載PCの相場を検索してみても、かなり割安の部類になっています。

少なくとも、Boot Campの登場は、私からWindowsパソコンを買う可能性を完全に消し去ってしまいました。
つまり、Appleは既存のMacユーザをつなぎ止めるのに成功し、さらにWindowsにしか興味のない消費者の選択肢にMacを加えることに成功したのです。

【関連情報】
アップルコンピュータ
アップル - Macをはじめよう
アップル - Mac OS X - Leopard 先行プレビュー
アップル - Boot Camp
アップル - ハードウェア

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