「パソコンで絵を描く」というのは、パソコンの使い方のなかでは、もっともポピュラーな作業です。
しかし、パソコンに付属するマウスの操作性では、思い通りの絵は描けません。せいぜい“ドローソフト”を使って系統図やフローチャートを描くのが精一杯。

別途タブレットなどを購入し、ペイントソフトなどで絵を描けば、かなり思い通りの絵が描けるようになりますが、それでも“漫画”のような作品を作る場合には、紙とペンで描いたようにはいかないものです。

今回紹介する「ComicStudio EX 3.0 for Mac OS X」は、最終的な漫画の原稿を作成するための一通りの機能が揃っています。
Comic Studio EX 3.0
■Mac OS X版
希望小売価格 48,300円(税込)
(本体価格46,000円、消費税等2,300円)
JANコード:4546189101221
■Windows版
希望小売価格 48,300円(税込)
(本体価格46,000円、消費税等2,300円)
JANコード: 4546189101030
--- パッケージ内容 ----
■アプリケーションCD-ROM
■PowerTone3 for ComicStudioフィルタプラグイン CD-ROM
■誰でもすぐに始められる簡単操作ガイド
 「はじめてのComicStudio」
■「ユーザーズマニュアル」 他

もっと安価な入門用パッケージもあります こちらから


インストールと初期設定


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「ComicStudio3 EX」の場合、CD-ROMの「ComicStudio3_EX」フォルダをコピーします。コピー終了後、初回起動時に正規CD-ROMが挿入されているかどうか?をチェックしますが、一度チェックすれば次回からはチェックされません。

まずは、コミックスタジオをインストールしましょう。CD-ROMをMacに挿入してから、“ComicStudio3_EX”※フォルダを“アプリケーション”フォルダにドラッグ&ドロップすればOK。
※製品の種類によりフォルダ名は異なります。

コピーが完了すれば、アプリケーションフォルダにあるCoicStudioのプログラムをダブルクリックして起動します。(初回起動時にはシリアルナンバーの入力が必要)


ComicStudioの初回起動時には、大量のパレットが配置されてびっくりしますが、使い慣れないうちうちは、「ツールバー」とパレット「ツール」「ツールオプション」と「レイヤー」だけ表示しておけばよいでしょう。各パレットの表示-非表示はツールバーのアイコンから簡単に切り替えできます。
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描画中はこれだけあればOK。ある程度作品を仕上げる段階になったら、別のパレットが必要になる

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表示品質を変えるだけで、描きやすさが大幅アップ!
【これだけは設定しておきたい項目】
●環境設定 - ページ 「表示品質:」を最高品質にすると作成した絵のジャギーが少なくなり、絵が描きやすくなります。
●環境設定 - レイヤーパレット 「サムネイルサイズ」を最大にします。レイヤーはアイコンだけに頼らないように、名前をつける癖をつけましょう。
●環境設定 - カーソル 「カーソルの形状」でカーソルの選択:をブラシサイズにすれば、描画時にどの程度の線が描かれるのか?がわかりやすくなります。


高度な補正機能を持ったペンで「生きた線」を描く


コミックスタジオは、漫画のプロも使用しているソフトですが、実際には漫画制作の面倒な作業を手軽に行えるようにし、初心者でも本格的な漫画制作できるようにすることを目標に制作されたソフトです。

漫画で重要なコマ割りやデッサンに必要な定規、下書き用レイヤー、定規用レイヤーなど用途に合わせて専用のレイヤーを持たせることにより、一般的なグラフィックソフトと比べて、より「絵を描く」という作業を快適に行えるようになっています。

特に注目したいのが、ペンの補正機能です。漫画の入門書などを読んだことのある人ならわかると思いますが、漫画制作では、一つ一つの線にとても微妙な強弱をつけることが要求されるので、タブレットでスムーズに描けたつもりでも、紙とペンで描いた場合とくらべて線が波打っていたり、線の「抜き」や「入り」と呼ばれる部分の太さが揃わなかったりします。
コミックスタジオでは、このようなタブレットによる描画の問題をうまく補正できるような機能がペンに搭載されているのです。
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「ペン」パレットではペンの種類やサイズ、調整機能などのON/OFFを変更できます。


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ペンの右上にあるメニューアイコンをクリックするとメニューが表示され、モードの変更や設定内容を登録することも可能
さらにこのパレットでは、「詳細設定モード」にすることで、タブレットの筆圧機能の微調整も可能になります。設定内容は登録して再利用できますので、自分が考える「細めの線」「中くらいの線」「太めの線」の3種類くらいをまず作成しておけば、絵を描くときに迷うことが少なくなると思います。

→次やレイヤーの種類や覚えておきたいキー操作など