Mac OSの使い方/Mac OS 関連情報

Pagesによって広がる表現力(2ページ目)

他人とはひと味異なる個性的な文章を、オリジナルのワープロソフトで作れるようになれば、自分の個性をアピールできるかも?iWorks'06に含まれる「Pages」はそんなひとにおすすめのソフトです。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド


段落スタイルの設定はとっても簡単


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段落スタイルは「表示 > スタイルパネルを表示」(command + shift +T)でみることができます。

スタイルパネルを表示した状態で、スタイルを設定したい段落に文字入力位置を示す点滅カーソル(キャレット)をおいたまま、適用したいスタイルをクリックします。

スタイルを変更したり登録するのもこのスタイルパネル上で行えます。

まず、現在のキャレット位置を動かさないようにして変更したい内容をどんどん適用していきます。
文字サイズ・フォント・文字修飾なら、ツールバーの右端にある「フォント」を押して出てくる「フォントパネル」を使って変更し、文字の間隔や段落間の幅などはインスペクタの「テキスト」で変更できます。

そうしていくと、スタイルパネル上の右側のマーク「▼」が赤く変わりますので、このマークをクリックしてみてください。
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編集画面に適用されているスタイルを登録したり、選択したり、変更するという操作によって自由自在に段落スタイルを駆使できます

するとメニューが表示され、「スタイル部分からスタイルを再定義」を選べば、現在スタイルの内容が変更され、「選択部分から新しい段落スタイルを作成…」を選んで、新しいスタイルを追加することもできます。
とっても簡単ですばやく実施できる優れたユーザインターフェースです。



オブジェクトの位置関係がすぐわかる配置ガイド


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青い線がガイド線です。この表示によって、中央位置や端の位置をぴったり合わせることができます。
ビジネス用文書では、作業の流れ図や組織図など、整列された絵による表現が求められることが多くなります。

そんなときにもPagesの「配置ガイド機能」がとっても便利。

この機能を活用すれば、図形をドラッグして移動しているときに、隣接する図形に対してガイド線が表示され、整列機能を使うことなく、形の異なる図形でも中央線や文書の端にそって整然と並べることができます。
並び替えなどは試行錯誤することが多いので、大変便利です。

配置ガイド機能を利用するには、Pages > 環境設定… から一般 > 配置ガイド をべてオンにします。
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環境設定 > 一般では、ほかにも新規書類でつかうテンプレートを固定にしたり、デフォルトの画面表示倍率、画像のサイズを変更するときに、そのサイズをリアルタイムで表示するようにすることもできます。

→表作成機能や検索システムもかっこいいぞ!
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