インドネシア/インドネシア基本情報

インドネシア旅行(基本情報・日本からのアクセス)(2ページ目)

バリ島を筆頭に9000の島々からなるインドネシア。世界最大の島嶼国家は、各地に伝わる文化や自然など多彩な魅力の宝庫。ツーリストにおなじみの島々を中心にインドネシアの概要をご紹介します。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

日本からインドネシアへのアクセス

日本から直行便で結ばれているのは、バリ島デンパサールと首都ジャカルタ。バリ島へは成田・関空・名古屋から、ジャカルタへは成田から就航中。所要時間はバリ島まで約7時間、ジャカルタまでは約7時間40分が目安。

直行便は午前中(ジャカルタは午後早く)に日本を出発し、夕方~夜に到着するスケジュール。移動で1日つぶれてしまう感はありますが、機内で一泊して朝からガシガシ動くよりも身体の負担は少なく感じるはず。逆に帰国便は深夜出発・朝到着となるので、ぎりぎりまで現地滞在できます。

直行便利用がいちばん早くてラクですが、プライス的にはアジア諸都市で乗り換えるルートがお得。乗り継ぎ地としてはシンガポール、香港、上海、クアラルンプール、ソウル、台北などがあります。

ヌサ・トゥンガラ諸島(ロンボク島、スンバワ島、スンバ島、フローレス島、コモド島など)、カリマンタン、スラウェシなどの国内移動は、バリ島デンパサールなどの主要都市からのフライトが便利です。ちなみに、ビンタン島へはシンガポールからアクセスするのが、ポピュラー。シンガポールからは高速フェリーで所要時間約45分(シンガポール入国時、タバコは1本から課税されるので、ビンタン島から帰国の際はご留意を)。

インドネシアの気候と服装、おすすめのシーズン

ジャワ島の活火山、ブロモ山は火の神が住むとの伝説が。トレッキングには防寒具の用意を
赤道付近に広がるインドネシアは熱帯性気候。そのため季節は乾季と雨季に分かれます。目安としては、乾季は4~9月、雨季は10~3月。雨季の中でも特に12~1月は雨量が多いと言いますが、正直、当たりハズレがあると思います。晴天が続くこともあれば、町中が水浸しになることも。スコールはバケツをひっくり返したような状態になるのでご注意を。

インドネシアの平均気温は27℃。一年を通し、気温の差がないので夏服を持っていけば問題ないでしょう。ただし地域差があり、バンドゥンやマランなどの高原やイリアンジャヤのジャヤ山など標高の高いエリアは涼しく、朝夕は特に冷え込みます。また、ホテルなどの施設内はエアコンが効いているので、ジャケットが一枚あると便利でしょう。

また、寺院では短パンやタンクトップなど肌を露出した服装は厳禁。有料のところが多いですが、寺院前では肌を隠す為のバティックなど布の貸出を行っているところもあります。

入国にはビザが必要。主要空港では到着時に発給

2004年から日本人のインドネシアの入国には短期観光ビザ(VISA ON ARRIVAL)が必要になりました。ビザはバリ島デンパサールやジャカルタなど主要空港で、到着時に取得できます。ビザ代金は7日間有効(7日以内)で10米ドル、30日間有効(8~30日以内)で25米ドル。出国前に米ドルを用意しておくとスムーズです。パスポートは、日本出国時に査証欄空白ページが3ページ以上、インドネシア入国時に残存有効期間が滞在日数+6か月以上必要。

帰国時の空港税はバリ島デンパサールやジャカルタで15万インドネシアルピー、ジョグジャカルタやメナドで10万インドネシアルピーなど、地域によって異なります。国内線もジャカルタで4万インドネシアルピー、バリ島デンパサールが3万5,000インドネシアルピーなど(金額は予告なく変更される場合も)。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます