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HP プリンタレビュー プリンタの用途いろいろ(5ページ目)

“目立たないが着実な進化を遂げた日本HP社製のプリンタ”、なかでも特に HP Photosmart 2710、HP PSC 2355 を中心にご紹介をしましょう。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

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耐光年数も大幅にアップ


昨年モデル(HP Photosmart 2550)でも耐光性は70年(※1)と他社とくらべても格段に高い耐光年数を誇っていましたが、今年のモデルではインクの改良により、約100年(※1)とより長い耐光年数を実現しています。
(※1)HP プレミアム プラス フォト用紙 を利用し、ガラスフレームに保存した場合の耐光年数です。


【各社の耐光性説明ページへのリンク】

日本HP

プレミアム プラス フォト用紙/耐光テスト

E社

耐オゾン性、耐光性について

C社

ChromaLife100 (※2)

(※2) C社の100年耐久については“アルバム保存”時のものです。


家庭用インクジェットプリンタでは最速レベルのモノクロ印刷


HPの上位機種(HP Photosmart 2710,2610,HP Officejet 7410,Deskjet 6840)で特質すべきは、その印刷速度でしょう。モノクロのテキストデータ(12ポイント 824文字)を10部印刷するのにかかった時間はわずか約38秒でした。
とにかく、むちゃくちゃ速いのです。

【カタログ値による最高印刷速度の比較(※1)】

機種 モノクロ文章 カラー
テキスト文章
補足 HP Photosmart 2710 30ppm 20ppm 仕様詳細
→体感ページ(※2)
HP PSC 2355 23ppm 18ppm 仕様詳細 C社 PIXUS iP8600 17ppm 15ppm 仕様詳細 E社 PX-G920 記載なし 1分6秒 仕様詳細 (※1)最速モードでの目安の数字。実際の印刷速度はシステム構成やデータ、アプリケーションなどによって異なります。
また ppm とは “Paper par minute(1分間で出力できる枚数)”の略です。
(※2)HP Officejet 7410 のプリント機能は HP Photosmart 2710 と同じものです。

インクコストについて


インクコストについては3大メーカーのWEBサイト上に掲載されいてるものを転載しておきます。ただし、各社とも異なる測定方法のため、単純な比較はできないと思われます。
少なくとも、HP のコスト計算がいちばん実用レベルで“正直な”の数値だと思われますが……。

【L判フチなしイメージ印刷時のコスト】

C 社 PIXUS iP 8600 15.6円(税別、インク代のみ ※) 測定方法 C 社 PIXUS iP 8100 15.5円(税別、インク代のみ ※) 測定方法 E 社 PX-G920 22.2円(税込、インク代、用紙代 ※) 測定方法 E 社 PM-A900 23.0円(税込、インク代、用紙代※) 測定方法 HP Photosmart 2710
PSC 2355 ほか
37円(税込、インク代、用紙代) 測定方法 (※)E社の測定方法の説明ではインクのみのコストなのか、用紙込みのコストなのか、わかりにくくなっています。さらにフチなしなのか、フチありなのか明記されていません。
C社、E社の場合は独立インクの各色の値段を各色それぞれの印刷可能枚数で割った値を合計して算出しているようです。つまり、1色が100枚くらいしか印刷できなくても、他の色が300枚印刷できればコストが下がりますが、このような計算は現実的ではありません。

ちなみに、PIXUS iP8600 のインク8色トータルコストが 8,816円(*1) ですので、上表の1枚あたりのコストから逆算してみると、約 565.1 となり、たった1セットのインクで L判を 565枚も 印刷可能だということです。
また、PX-G920 では、8色セットパックで 7,350円(*1)なので、331枚程度の印刷可能という計算になります。
ただし、これらのコスト計算はそれぞれ印刷品質が低いほう(PIXUS iP8600では「標準」)による印刷であるため、高画質モードによる印刷コストではありません。現実的には高画質モードで印刷しないときれいじゃないので、ほとんどが高画質モードのL判フチなしで印刷されると思います。また、この場合は最大でもインク1セットで200枚前後が限界でしょう。
(*1)すべてビックカメラ.com での 2004年11月1日時点での価格

…まぁ、HPもコスト計算にフォトセット(インクと用紙の期間限定セット)を使っている点でずるいのですが、用紙を追加補充して計算している旨も正直に明記しています。この計算では「きれい」モードで印刷し、フォトインクが無くなった183枚で計算しているそうです。(追加用紙コストは471円で計算されているみたい)

(6300 + 471 ) / 183 = 37

… この計算ではカラーインクの未使用部分は残っていますから、他社のような細かい計算ならば、もうすこしコストは安くなるはずです。

前述の通り、他社のプリントコストは用紙コストが含まれておらず、そのうえ印刷モードは品質が低いタイプですので、実際に写真印刷を多用した場合は上記表に表されるほどの差は出ないと思われます。

例)仮に各プリンタの印刷可能枚数がL判 200枚までだと仮定した場合のインクのみコスト(税込)
●HP Photosmart 2710
「HP134 + HP 138 フォトセット」の場合  … 31.5円
「HP 135」 + 「HP 138」 それぞれ単体購入 … 31.4円
「HP134 」+ 「HP138」 それぞれ単体購入 … 37.4円
●C社 PIXUS iP8600 … 44.8円
●E社 PX-G920 … 36.75円
(でももうちょっと単体インクの値段下げて欲しいなぁ……HP)
参考)HP DirectPlus インク価格一覧
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