Mac OS X には標準で実用的な AppleScript がたくさんインストールされています。しかも、それらのスクリプトは“スクリプトメニュー”として、すぐ利用できるように設定できます。
今回は、その方法などをご紹介します。
スクリプトメニューをインストール
まずはスクリプトメニューをインストールしましょう。やりかたは簡単。アプリケーション/AppleScript フォルダにある“Install Script Menu” をダブルクリックします。これで、メニューバーにスクリプトメニューが表示されました。
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余談ですが、スクリプトメニューのフォルダのアイテムを選ぶと、フォルダをFinderで表示したりもできますので、スクリプトフォルダに任意のフォルダを登録すれば、スクリプトメニューを 旧 Mac OS の “アップルメニュー”のように使うこともできます。
実用的なスクリプトを一部紹介
ごらんのように、スクリプトメニューには、たくさんのスクリプトが標準で入っていますが、そのなかでも便利そうなものをピックアップしてご紹介しましょう。
【Address Book Scripts - Import Addresses】
●機能
・代表的なメールアプリケーションから、アドレス情報をアドレスブックにインポートします。環境移行時などに活用できそうです。
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・スクリプトメニューから、Address Book Scripts - Import Addressses を選びます。Helper Scripts の中にあるスクリプトは、この“Import Addresses”スクリプトから呼び出されるもので、直接は実行できないものですので注意しましょう。