多彩に使える FileMaker Pro 7
これまでに紹介してきた機能や操作方法は、あくまでデータベースを作る上で最初につまずきそうな部分をピックアップしたもので、FileMaker Pro 7 に含まれる機能はこれだけではありません。
計算フィールドを使って、レコード上での集計や計算を行ったり、ボタンを配置してスクリプトを実行したりできますし、スクリプトを組み合わせれば、どんなアプリケーションよりも多彩な使い方ができるでしょう。また、作成したデータベースはワンクリックでインターネット・イントラネットに公開できます。(Pro7では5クライアントまで同時接続可能)
●無限に広がる利用シーン
この記事では、ありきたりな商品管理システムを例に説明してきましたが、データベースを使う利点は何も小売業に限ったものではありません。
ソフトウェア産業ならば、要件定義とかプログラムの仕様書、技術文献および問題点管理などもデータベースで管理することで作業効率が上がりますし、作業報告書や日報などもデータベースで管理すれば、稟議だって簡単になります。
このようにビジネスで求められる情報は多様化し、それぞれは複雑に関連しています。
FileMaker Pro 7 の機能をフル活用すれば、グラフィカルで使いやすいデータベースを目的に応じてデザインできます。いままで管理されたかった情報は整理され、情報を整理する目的に応じて追加購入していたようなアプリケーションの代用品は簡単に FileMaker Pro 7 の機能を使って作れてしまうのです。
さぁ、迷っている時間はありません。いますぐデータベースをはじめよう!
(2004年7月16日:木下幹司)
ファイルメーカー株式会社
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