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Office 2004 for Mac(4ページ目)

いよいよ発売される Microsoft Office 2004 for Mac (Standerd Edition) ここでは、それぞれのソフトの利用シーンや、おすすめの設定変更なども紹介していきたいと思います。

木下 幹司

執筆者:木下 幹司

Macガイド



Analyze(分析)


 Excel はビジネスを“分析”するためのツールです。ビジネスを成功させるには、データを集計してグラフを書き、その結果どのような問題点があるのか?を入念に分析することが重要です。


シート表示 切り替えボタン を使えば、印刷結果を配慮したワークシートが作成できます。


設定パネル の「印刷の拡大縮小」を使うには、 縦と横のページ数を指定して、チェックをONにするだけです。  Excel 2004 の主な変更点は、シート表示ボタンでしょう。この切り替えボタンにより、ワークシートの表示を 標準表示、ページレイアウト表示、改ページプレビュー などを簡単に切り替えできるので、データを作成しながら、印刷結果がどうなるかを常にチェックできます。
 もう、急にミーティングに呼ばれても、印刷するために慌ててレイアウトを調整する必要はありません。

 また、設定パレットから利用できる「印刷の拡大縮小」 機能もワンタッチで目的のページ数におさめることができて便利です。

●その他の新機能
  • グラフの編集が設定パレットからも可能になった。
  • ページレイアウト表示では、ヘッダー、フッターや余白も簡単に設定可能。
  • XML スプレドシート形式でファイルを保存可能。

●おすすめ設定変更
 Excel では以下の2点の設定変更がおすすめです。

(1)新規ワークシートの表示
 Excel 2004 では、新規ワークシートを開くと、ページレイアウト表示になります。従来の表示を常に使いたい場合は、設定を変更しましょう。
  1. Excel - 環境設定 を開きます。
  2. 表示 - 表示 -「新しいワークシートを開くときに使用する表示方法」を “標準” にします。


(2)キーボードショートカットの追加
 iBook などの Mac の機種に Del キー がないため、複数選択したセルの中身をキーボード操作で消せないことがあります。キーボードショートカットを追加して作業しましょう。

  1. ツール - ユーザー設定 - ショートカットキーのユーザー設定 を開きます。
  2. 編集 - すべて に command + delete を割り当てます。


  こうしておけば、複数選択したセルの中身を command + delete で削除できるようになります。もちろん、最初から設定されている キーボードショートカットを覚えておくのでもかまいません。
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