サンプルを応用してメニューを操作
先ほどの実行結果を利用して Appleメニュー - Dock の「自動的に隠す機能を入にする」のメニューアイテムを動かしてみましょう。実行結果の以下の範囲をコピーしてください。
※1 tell ブロックとは tell ~ と書かれた部分から、end tell までの範囲を示します。
activate
end tell
tell application "System Events"
pick (menu item "“自動的に隠す”機能を入にする" of menu "Dock" of menu item "Dock" of menu "Apple" of menu bar item "Apple" of menu bar 1 of application process "Finder")
end tell
さて、これを実行すると・・・Finder に切り替わって Dock が 格納されましたね!
キーボードショートカット操作を動かす
メニュー操作を実行するためには、対象となるアプリケーション(Finder など)をアクティブ(最前面にする)にしないと利用できないため、Apple メニュー のような全体で利用できるメニュー操作をする場合には、ちょっと不便です。
では、キーボードショートカットで Dock を操作してみましょう。これならば、どのようなアプリケーションが最前面だったとしても、機能するはずです。
サンプルから、「Key Down-Up.applescript」を開いてみてください。
今度は、この中の一部を利用します。以下の範囲でコピーしてください。
次に、新しいウインドウにペーストして、shift
を すべて command
に変更し、"p" を "d" に書き換えます。そして、“System Events”の tell ブロックで囲めば完成。以下のようになりました。