Mac OS 9.x ではマシンの起動時にサーバーを自動的にマウントすることができますが、サーバーへのパスワードはキーチェーンアクセスとなり、どうしても起動時にパスワードを入力する必要があります。
セキュリティ上、好ましくないとは思いますが、自動でパスワードを入力したいときに困ります。

キーチェーンのダイアログ

 同様に、Mac OS X では、起動時にサーバーを自動的にマウントするには、サーバーのエイリアスをログインアイテムに追加するしか方法はないため、パスワードの入力は必要になります。
では、Mac OS 8.6 以前のように、パスワード入力なしで自動的にマウントするにはどうすればよいのでしょうか?

・・こんなときには、やはり AppleScript です。

【Step 1:スクリプトの書き方】

まず、“スクリプト編集プログラム”(Mac OS X では "Script Editor")を起動します。

“Script Editor (Mac OS X )”

< ↓アプリケーションの場所 >
Mac OS9: Applications (Mac OS 9):Apple エクストラ:
AppleScript:スクリプト編集プログラム
Mac OS X: /Applications/AppleScript/Script Editor

 次に、スクリプトの入力ですが、サーバーのボリュームを自動的にマウントするスクリプトは、サーバーの種類によって、以下の2通りの書き方があります。
※特に、文字列を " " で囲むのを間違えないで下さい。

mount volume "ボリューム名" on server "サーバー名" in AppleTalk zone "ゾーン名" as user name "ログイン名" with password "パスワード"
mount volume "afp://username:password@ server/volume"
前者は、AppleShare サーバーでAppleTalk による自動マウント方法、後者は TCP/IP 接続による自動マウント方法です。環境に応じてどちらかを使用して下さい。
※最近のサーバーはほとんど後者の方法だと思います。
※この方法での smb:// のマウントは残念ながらできません。


たとえば、Mac のサーバーが 「Macserver」 で、共有ボリューム名が 「ShareVolume」 、ゾーン名が「myzone」そしてユーザー名が 「mac」パスワードが「pass」だとすると
mount volume "ShareVolume" on server "Macserver" in AppleTalk zone "myzone" as user name "mac" with password "pass"
mount volume "afp://mac:pass@Macserver/ShareVolume"
となります。
※ゾーンが設定されていない環境では myzone を 「*」(アスタリスク)とします。

また、複数のボリュームをマウントする場合は・・
mount volume "afp://mac:pass@Macserver/ShareVolume"
mount volume "afp://mac:pass@Macserver/myVolume"
・・・
・・というふうに、マウントしたいサーバーの数だけ記述します。