Mac OS / Mac OS X で日本語の入力するとき、最初は必ずお世話になる“ことえり”ですが、思い通りの変換ができなくて困る場合が多く、他のIM(インプットメソッド)乗り換えされる方も多いかと思います。

今回は、「それでもお金が勿体ないから“ことえり”で我慢する」という方のために、上手な“ことえり”の使い方をご紹介します。


辞書登録しても候補に出てこないケース

“ことえり”では、登録する単語に 普通名詞、サ変名詞、人名、地名、形容詞、形容動詞、数字列接尾語、無品詞 の種類を設定できます。


そして、入力する言葉に応じて候補を絞り込むため、正しく登録しないと「登録したのに候補に出ない」という現象が生じます。
この問題を回避するには、正しく辞書登録するしかありません。以下の表を参考に自分が間違った辞書登録をしていないか?一度見直してみましょう。

普通名詞 人や物、動物、事柄など一般に「形」あるものの名前を示す言葉です。(例:「カセットテープ」、「マウス」)
サ変名詞 「する」という言葉がついて、特定の動作や心情をあらわすようになる言葉です。
(例:愛するの「愛」、発揮するの「発揮」、努力するの「努力」)
人名 解説するまでもなく人名です。
地名 こちらも解説の必要はありませんね。
形容詞 人や物、動物、事柄などの普通名詞を形容する言葉です。「~い」がつく言葉というふうに覚えておくと良いでしょう。
(例:新しいクルマの「新しい」、古い道具の「古い」、広い高原の「広い」)
※注意:「大きな」というふうに「~な」で終わる言葉は違う品詞として扱われます。
形容動詞 “ことえり”のヘルプによりますと、「~だ」で終わる言葉とあります。でも、「ここは安全だ」の「安全」と「ここは会社だ」の「会社」も「~だ」で終わっていますが、「会社」は形容動詞では無さそうですね?
このような品詞を考える場合、「~な」で表現できるかどうか?で判断できます。例えば、「安全な」は正しいですが、「会社な」は正しくありません。

また、ちょっと例外的ですが、「新し物好き」という変換をする場合、「新し」は標準では変換してくれませんので、形容動詞に「新し」を登録しておくとよいでしょう。
数字列接尾語 時間、円、cm 、% のような数字の単位を登録をしておくと良いでしょう。
無品詞 記号や単漢字、単文などを登録する場合に設定します。「????」を「むむ」とかの読みで登録するのでもよいでしょうし、単に変換しにくい言葉の組み合わせなどでもよいでしょう。