Mac OSの使い方/Mac OS 関連情報

Mac OS X 10.1活用法 2つのFinder(2ページ目)

Mac OS X でときおり“アクセス権”がないためにファイル操作ができなかったりします。今回は、そんなときに、アクセス権を変更できるFinderを起動する方法を紹介します。

木下 幹司

木下 幹司

Mac ガイド

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社でMacに出会い、魅了される。その後、Windowsのシステム構築、PHP開発を行いつつ、Macプログラミングを独学で習得、自ら開発を行うようになる。「MacPeople」などの雑誌の執筆なども行っている。

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ではMac OS X の入っているディスクのアイコンをダブルクリックして開き、Systemフォルダを選択し、情報ウインドウのアクセス権を見てみましょう。

【System フォルダの情報ウインドウ(アクセス権)その2】


・・思った通り!すべてのアクセス権のポップアップメニューは変更可能になっています。
(うまく行かない場合は、sudo /System.../Finderを実行する前に、現在のFinderのウインドウをすべて閉じておいて下さい)

これで、「そのほか全員」のアクセス権を“ -- なし ”にすれば、システム管理する権利のないユーザーはSystemフォルダを見ることはできなくなります。
※ただし、この変更をすると、「そのほか全員」に属するユーザーはログインできなくなりますので注意!

では、最後に先ほど起動したFinder を終了してみましょう。コマンドを実行したTerminal ウインドウを見て下さい。先ほどのコマンドを実行した状態で停止ているはずですので、control キーを押しながら C キーと押して下さい。すると現在のFinderは終了し、いつものデスクトップに戻ります。

いかがでしたか?このように特定のアプリケーションだけをroot 権限で起動するという方法はいろんな局面で便利に利用できるでしょう。

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