HTMLのタグについて
まず、iアプリをダウンロードするためのHTMLを見てみましょう。これは、こんなソースコードが書かれています。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Download Page</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<OBJECT declare id="Sample2"
data="Sample2.jam"
type="application/x-jam">
</OBJECT>
<BR>
<A ijam="#Sample2" href="notapplicable.html">DOWNLOAD</A>
</BODY>
</HTML>
iアプリのダウンロードページには、2つの重要なタグが用意されます。1つは<OBJECT>タグ、もう1つは<A>タグです。これらはそれぞれ以下のような属性をあわせて記述します。
・<OBJECT>タグ
id――iアプリの識別に用いる、iアプリ名
data――jamファイルの指定
type――オブジェクトのデータの内容。これは常に"application/x-jam"を指定
・<A>タグ
ijam――<OBJECT>タグで指定したiアプリのIDを指定する
href――未対応時のエラーページへのリンク
まず、<OBJECT>タグでiアプリの識別用IDと、このiアプリ用のjamファイルを指定します。これで、iアプリのためのタグが用意できました。
<A>タグが、実際にダウンロードのためのリンクになります。ここでは、iアプリのダウンロードを行う場合に利用するID情報をijamで指定します。これにより、iアプリ対応の機器(DoCoMoの携帯)でこのリンクをクリックした場合、ijamの情報により<OBJECT>タグで指定したjamファイルを参照してiアプリのダウンロード処理が行われます。もし対応していない機器からアクセスしていた場合には、<A>タグのhrefに指定したページに移動します。