2宝珠温泉 こがね湯
大分市内の秘湯風 薄黄色透明の湯が掛け流し、つるつるの湯
民家のような宝珠温泉の外観 |
大分市内に数多く課題の温泉が残っている。大分市内では各地の銭湯が自前の源泉を所有しているので数多くの温泉がある。以前1日をかけて廻ったがまだ半数は残っていると思われる。まず大分市の南部にあるこがね湯に行った。
掛け流しの内湯 |
一般の民家のような造りで温泉とは思えない。黄色い「こがね湯」と書かれたのれんが掛けてなかったらまったく温泉とはわからないであろう。そういう意味ではこの温泉は秘湯である。
まさに黄金色の内湯 |
51.2度の含重曹食塩泉で総計1571mgのものである。浴槽は1つのみの小さなもので湯が掛け流されどんどん床に流されていた。浴室のドアを開けたときに感じた新鮮な匂いが良い。CO3が42.5mgと多目に含有されているためにつるつるの良い感触である。色も琥珀色で美しい、。薄黄色、少エグ味、少香ばしい香り、と記録した。弱いモール系の湯であろう。
3森町天然温泉
総計5710mgの食塩泉 掛け流し
簡素な森町温泉の外観 |
前に駐車場のある小さな温泉施設。51度の食塩泉が毎分110リットル湧出している。「天然温泉100%」と各所に明記されており、この温泉の一番の売りになっている。
奇麗な食塩泉の内湯 |
浴室内は内湯であるが5ヶ所ほどの浴槽になっており、源泉が入れられている。総計5710mgの食塩泉なので塩味が一番の個性になっている。透明、塩味+少苦味、ほぼ無臭と記録した。掛け流しで利用されており、良い使い方であるが個性の少ない湯が残念である。
床に掛け流しの湯が流れている |
大分には強食塩泉のキャセイホテルや食塩泉の舞子浜温泉などの泉脈もあり面白い。ここは綺麗な食塩泉系の湯である。
コーラ色のモール泉の美しい湯、柚の木温泉、いかりやま温泉に続く
※この記事に書かれている情報は2004年11月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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