16天ヶ瀬温泉(4回目) 神田湯
匂いは硫黄臭があるが
温泉仲間に聞いた白濁の露天風呂は探したがわからず
天ヶ瀬に夕刻の黄昏時に到着した。斎藤樹氏が以前写真で紹介された真っ白な露天風呂を探すがロストした。電話での説明ありがとうございました。川の中に迫り出すように配置された神田湯露天風呂に入湯してみた。川の中にある野湯風のロケーションがよい。景観は良いが湯の流入が少なくやや温めになっていて残念であった。しかし源泉は透明、たまご味、湯口硫黄臭という天ヶ瀬一般的な湯でことさら高得点にはならないものであった。
17秀水暴園温泉
宿の仮設風雰囲気は良いが 湯は白湯か加水?
天ヶ瀬の郊外にある秀水暴園に行った。水量の多い沢沿いにあり、立派な施設かなあと思っていたが簡素な民宿であった。敷地の裏に白糸の滝のように一面に滝が連続して流れていて、これは素晴らしい立地条件であると思った。すっぽん鍋が名物らしく本日の客のために大量のすっぽん鍋を調理していた。鄙びた風情と滝の景観がよいので人気があるようである。温泉は離れの半露天風呂のような簡素な浴室である。2本の湯口から湯が注がれているがともに透明、無味、無臭で個性を感じなかった。
18日奈久温泉(温泉地再訪)泉屋 泊
弱い掛け流し
日奈久温泉は以前、温泉センターに入湯したのみで温泉の記憶はほとんどなくなってしまった。今回は金波楼に予約を入れたが2週間ほど前なのに満室であった。なにも予約せずに行ってみて、ビジネスホテルでもどこでも泊まれればよいと思っていた。しかし日奈久にはビジネスホテルはなく温泉宿のみである。
まず金波楼に行って木造3階建ての立派な外観の夜景を撮影した。客室に灯が灯りライトアップされた建築は豪壮で泊まりたいなと思う。門の奥に立派な玄関があり長い式台や梁に風格がある。部屋はないか聞いてみたが、やはりキャンセルはなく満室であった。しかしご親切に周囲の宿にいろいろと聞いてくれた。国道沿いの泉屋に泊まれることになった。
ここもエントランス部分は改修されているが木造3階の宿で小さな浴槽に掛け流しの温泉であった。日奈久温泉は集中源泉で43.9度の単純泉である。含重曹食塩泉系で総計913.6mg。透明、微塩味、無臭と観察した。やわらかい湯といったもので個性はほとんどない。泉屋の裏は金波楼になっていて翌朝に窓から上から見た建築を撮影できた。