アウトドアや防災用に開発されたフリーズドライ食品の数々。軽量かつ保存がきくので山の長期縦走や不便な土地での長期キャンプ、長期海外生活者、または災害時など、多くの方に利用され、活躍しています。
しかし以前は大変な難点がありました。
一言でいうと「あまり美味しくない・・・。」
登山などの場合は、ザックの中身を軽量化しなければいけないので、「仕方ないので利用する」といった使い方が一般的だったと思います。
しかし近年、フリーズドライ技術や味つけ、種類など、どんどん質が向上しているようです。
すでに「アウトドア・防災用」と銘打って売っている商品ではなく、普段の生活にも使える食品としてかなり力を入れて作っている姿勢が伺えます。
・・・ということは、アウトドアで食べればゼッタイ美味しいに違いない!
今回は、その中でも気になる商品をピックアップして、ガイドが実食レポートしました。
●ビビンバ |
まずは日本ジフィー食品株式会社の茶碗で丼ドン「ビビンバ」。(150円・内容量21g)
袋を空けるとトレーの中にフリーズドライ食品が入っています。トレーの内側の線まで熱湯をそそいで3分。ご飯の上にかけて出来上がりです。ビビンバと同じくスプーンでよく混ぜて食べました。
「本物のビビンバとはちょっと違うかな?」という感じですが、ピリッとしていてなかなかイケる味です。山ではレトルトご飯やアルファー化米を使うと簡単に丼モノが出来ますね。
★ガイドのイチオシ!
すりごま・きざみのり・ごま油・一味唐辛子を混ぜると、さらに美味しくなりました。コチジャンや玉子があれば言うこと無し!コッヘルやフライパンに盛り付けてコンロで加熱しながら食べれば、食べながらおこげも出来て石焼(ではないけど)ビビンバにすることも可能です。キャンプなどで前日の夜に余ったご飯をこのビビンバと一緒に炒めて「ビビンバチャーハン」をやったら最高!だと思います。
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●中華丼 |
ビビンバと同じシリーズの「中華丼」。(150円・内容量11.2g)
作り方も全く同じです。味はいわゆる「レトルト中華丼」とほぼ同じ。こういう味を長期縦走中に山で食べたらゼッタイうまいと思います。山でのレトルト食は「美味しいけど重い」というデメリットがありましたが、これは軽量で美味しい。ちょっと難をいえば、具が少ないこと。味は良いのでちょっと工夫するとさらに美味しく食べられるはず。
★ガイドのイチオシ!
トッピングとしておすすめなのは、ごま油、乾燥ほうれん草、乾燥わけぎ、きくらげ等。荷物に余裕があれば、うずらの水煮。また、インスタントラーメンに入れれば、豪華な具材に。インスタント焼きそばをカリカリに炒めてトッピングし、あんかけかた焼きそばにする、なんて手も。
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