■花見でも明かりは大切
●懐中電灯
以前のClose UPにも書きましたが、夜は意外と暗いものです。懐中電灯はあったほうが良いと思います。バックの中の探し物を照らしたり、トイレにいくまでの道を照らしたり。いくらライトアップされているところでの花見でも活躍する場はあるはずです。
■トイレの用意
●トイレットペーパー
アウトドア遊びでは必需品であるトイレットペーパー。芯を抜いて楕円形に潰し、ビニール袋に入れて使います。「トイレで使う紙は持参する」のがアウトドア遊びの基本です。特に人気の花見スポットでは多くの方がトイレを利用するので紙切れのことも多いはず。また、汚れた食器やこぼしたお酒を拭いたりすることも出来ます。
■ビニール袋は何かと重宝
●ごみ袋
大き目のごみ袋の方が使い勝手が良いです。「ごみ」を持ちかえる時に利用するのはもちろん、持参したバックや脱いだ上着を一時的にごみ袋に入れておけば誰かが踏んだり蹴ったりしても直接汚れることがありません。
■ひとつの道具で格段にグレードアップ
開催場所での制限がなければガスコンロが一台あると便利。アウトドア用のガスストーブなどがなければ鍋をするときに使うカセットコンロで良いでしょう。お湯を沸かしてお茶を飲んだりお湯割にしたり、レトルト食品を温めたり、寒い日などは、それに併せて暖を取ることもできます。
コンロに合う小さ目の手鍋がひとつあるといいでしょう。
「快適な花見」を追求することは「快適なアウトドアでの過ごし方」を知ることと同じです。
防寒対策、トイレの用意、ものを汚さない、ごみを出さない知恵、簡単な調理器具の用意など、これらの道具や知識は野外活動を行う上で常識となっているものばかりです。
花見が好きな方は「アウトドア遊びの楽しさ」の一部を実感できているはず。
花見は「桜の美しさや儚さ」があるからこそ、特別に人気があるのですが例えそれが「桜の下」ではなく、別の場所にしたとしても違った見方で楽しめるに違いありません。それが河原なら川の流れやせせらぎを聞きながら、景色の良い場所なら、広がる風景を眺めながら楽しめるはずです。
特に「宴会」が主目的の方ならきっと別の場所でも楽しめることでしょう。
花見のシーズンが終わったからと言って「花見(野外での宴会)の楽しみ」を一年間も待つことはありません。「買い揃えた道具」や「身につけた知恵」と「花見を一緒にした友達」と共に今度は別の場所で開催してみてはいかがですか?
「花見から始めるアウトドア遊び」
花見がアウトドア遊びを始めるきっかけになれば、と思います。
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